部下の叱り方。怒り方がわからない年上の部下への伝え方

未熟な自分が、年上の部下とか新人(後輩)を指導する立場に。

叱り方がヘタだと、恨まれそう。

上手な叱り方を知れば、乗り切れる!

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部下の叱り方についての例

上司が部下を叱っている場面を思い浮かべてみてください。

例「仕事の納期を守らない部下に対して」

仕事の進め方が悪いからだ。報告も遅いし。この前は遅刻もしていただろう。早め早めに行動しろよ。・・・等々

それからどんどん、企画書の書き方が違うし、態度も悪いなぁ、とか言い始めて・・・

こんな風に怒られたら、部下はたまったもんじゃありません。

怒るポイントがバラバラだからです。これだと、怒られている方は、理不尽だと感じてしまいます。

叱り方の大事なポイントは「怒りに一貫性を持たせる事」です。

さっきの例で言うと「仕事の納期を守らない」ことを怒っているのに、仕事の進め方が悪いとか報告が遅いとか言ってしまってます。

他のことを持ち出して怒らない。何に対して怒っているのかを伝えること。今怒っているのは「仕事の納期を守らない」ことについてです。

進め方とか、ましてや態度を注意し始めると「怒りに一貫性」がなくなります。

きちんと叱るのに、部下から慕われている上司というのは、怒りに一貫性があるからです。

一貫性がない叱り方をしていると、部下は理不尽だと思い、パワーハラスメントになりかねません。

怒り方がわからない

部下の指導を任された時、普段から人に対して怒ることがない人は、怒り方がわからなくて、どうしていいか困りますよね。

部下を育てる方法として褒めて伸ばすって言うのを聞きますが、怒らなきゃならない場面も出てきます。

で、パワーハラスメントになることを恐れて、回りくどい言い方をしてしまう(笑)

叱っている最中、自分でも何言ってるか分からなくなる(^o^;)

部下の様子を見ると、反応はイマイチ。心に響いてないっていうか。

こっちの怒りをうまく伝えることができていないな~と思うけど、上手な伝え方がわからない。

先ほど書いたように、怒りの一貫性っていうのが大事で、もう一つ、長さもポイント。

怒りは手短に。つまり、短い言葉で怒れってことです。

あーだこーだと怒りの伝え方が長いと、相手は話を聞かなくなります。

それに、説教が長くなっているということは、「仕事の納期を守らない」ことだけでなく、遅刻とか態度とか他のことについても話しているからではないでしょうか。

怒りに一貫性を持たせると、言葉も短くなりますよね。

まとめますと、上手な叱り方は「端的にひとつの怒りポイントだけを伝える」です。

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年上の部下の叱り方

年下の自分が、年上の部下を叱らなければならないって、ほんとキツイ。

学生時代の部活でも、後輩を叱るのって難しかったですよね。

明らかにこっちの立場が上の場合は、相手も真剣に聞いてくれます。

困るのが、こっちの立ち位置が相手と変わりない場合。

役職的には自分の方が上だけど、部下の方が年上で、立場的には差し引きゼロかもしんない、みたいな。

あと、バイトや部活の先輩後輩とか。

はっきり言っちゃえば相手になめられてしまっている場合です(笑)

怒ってるのに、全く怒りが伝わらない。

迫力を出そうと、大声で怒鳴るという方法をとってしまいがち。

しかし、怒っている間中ずっと大声を出していると、効果は薄くなります。普段から話す声が大きいのも良くありません。

怒る時は声を荒げる。普段は最小限の声でしゃべること。

怒りの迫力は普段との落差で生まれるのです。

淡々と状況説明した後、ここぞという時、さっきの「端的にひとつの怒りポイントだけを伝える」ってところで声を荒げる。そしてまた淡々とした話し方に戻る。

要するに、メリハリですね。

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