和食器と言われるお茶碗、お椀、主菜皿の選び方、食器のコーディネイトのポイントについて。
和食は、器も大事ですよね。
白いご飯に、みそ汁、漬物という質素な食事だったとしても、どんな器に入れられているかで全然雰囲気が変わってしまいます。
ステキな器が使われていたら、高級料亭で食事しているの気分になったりして。
心が豊かになりますね♪
食器選びのコツ
自分の好みだけで食器を選んでませんか?
食器の組み合わせを考えて選べば、おしゃれに変身します。
例えばたった一つ器を変えるだけで、イメージはがらりと変身!
食卓をおしゃれにする食器の選び方のコツ。
まず、和食器の主役といえば、お茶碗ですよね。
和食器は、手に取るものです。
西洋のお皿は平たいです。
昔、平たいパンの上にお肉をのせて食べていたことに由来します。
お皿を手に取ることはありません。
しかし、和食器は手に持ちます。
なので、サイズとか手触りとかすごく大事。
つまり、持った時のサイズ感や、手触りが選ぶポイントになってきます。
陶器なのか、磁器なのか。それによっても質感が変わります。
お茶碗は、自由に好みのものを選びましょう。
選んだお茶碗を基準に、他の器を合わせていきます。
続いては主菜皿。
主菜皿は、個性的なものを選ぶのがポイントについて。
作家の器を買う時の注意点として、全部同じシリーズにしないこと。
お皿を同じ作家で揃えてしまうと食器売り場のような空間になってしまいます。
他の作家の器を組み合わせることがポイントです。
あえて違うものを組み合わせて、遊び心を持たせる方が、おしゃれです。
先ほど選んだお茶碗と組み合わせて主菜皿を選びます。
お茶碗が丸だから、あえて四角いお皿にするとか、形を揃えるのではなく、変えた方がむしろいいのです。
お皿の形を変えると、バランスが良くなります。
それがバランスの良い組み合わせ作るコツです。
それから、お椀の選び方について。
ご飯茶碗が大きい場合は、大ぶりなものを選んだ方がいいです。
しっとりとした濃い茶色とか、木のぬくもりを感じる薄い茶色とか、お椀もいろいいろあります。
思い切って、赤いお椀を選んでみるのもおすすめ。
赤でアクセントがついて、全体を見た時に意外と違和感無くまとまりますよ。
食器の選び方をおしゃれでセンスよくしたいなら
一点豪華なお皿を投入してみましょう。
有田焼は白い素地が特徴。
最近では、モダンなデザインの作品も増えています。
京焼の一つである清水焼。
京都の歴史から華やかなデザインが多いです。
より手が込んだデザインのものが多くてキレイ。
こういった豪華な器を組み合わせに中に入れます。
最後に、和食器をおしゃれに見せる、とっておきのテクニックを!
折敷です。
食器の下に敷くだけで、全然違います。
それだけで、品とかおしゃれ感とか、何もかもが一気にグレードアップ!
魔法です(笑)
陶器と磁器の違いについて
磁器っていうのは、陶石という石を砕いた粉から作られた焼き物です。
主に白色で手触りはツルツルしているのが特徴。
薄いものが多いです。
透光性もあります。
陶器は土を原料としているので、色合いも土の風味が出ているものが多く、素朴で温かみが感じられます。
土ものと呼ばれています。
どっしりと重量感があります。
食器選びの初心者は、磁器だけとか、陶器だけとかにすると、自然とバランスを取れた組み合わせになります。