運動不足が気になる人で、健康のために手軽な運動として階段の上り下りをしていませんか?
しかしその運動のせいで逆に体を痛めているとしたら・・・(+_+)
多くの人が健康でありたいために 運動に精を出しています。
「健康のため」の運動が、健康に悪いなんて!
階段で膝にかかる負担について
ダイエットをしている人は、運動でカロリーを消費したいですよね。
エレベーターやエスカレータがあっても、ちょっとでも運動になればいいな~と思って、なるべく階段を使っている。
そういう人は多いです。
実はコレ、運動量のわりに効果がない無駄な運動の代表格なのです。
平均的な体格の男性の場合、10階まで階段をのぼったとしても消費するカロリーは25キロカロリー。
下りではその半分以下の10キロカロリーぐらいしか消費しません。
ご飯で言ったらたった一口程度。
しかし膝に対してのリスクは非常に高いです。
特に下りの場合は、一段ごとに体重の6倍から7倍の負荷が膝にかかっています。
その結果クッションの役割をする半月板や軟骨がすり減り、靭帯が伸びる。
半月板や靭帯は再生しないので、この運動を続けていると歩けなくなってしまう可能性が!
つまり階段の上り下りは、体重を減らすというメリットより、けがえの膝を消費するというデメリットの方が大きいのです。
痩せたければ平坦な道を歩く方が膝への負担は軽く済みます。
ジョギングは健康に悪いのかどうか
トレーニングと称して街中至る所で走っている人を見かけますよね。
ダイエットといえば、ランニングやジョギング。
健康にも良さそうですし。
ところが、免疫を調べてみると、こんなことが分かりました。
フルマラソン後、2週間以内に、半数以上の選手に風邪の症状が出ることが判明!
なんでなんで~??
まず、激しい運動をすると、傷ついた筋肉を修復しようと免疫細胞が働きます。
その時、炎症が起こり腫れや痛みが出るのです。
マラソンやジョギングを続けていると、体はなるべく炎症を起こさないように免疫反応を抑えるようになります。
だから、病気にかかりやすくなってしまうっていうわけです。
まとめ
40歳を過ぎると半月板は自然に割れてきてしまいます。
再生することはありません。
階段を降りる運動は膝の事を考えると、あんまり勧められない。
筋肉は鍛えられていても、人体にかかる負荷が大きいからです。
健康のために良かれと思ってやっていることが、不健康のもとになる。
ランニングって、何も道具が要らないし、すぐ始められる運動です。
持久力アップとかの目的ならいいんですけど、健康のためにってことなら、ランニングやジョギングは良くない。
健康になりたいなら、違う運動法にしましょう。