昆布は水溶性食物繊維がたっぷり含まれていますし、カルシウムも豊富!
その他のミネラルやビタミンといった体に必要な栄養素が含まれている上に、カロリーは低いというダイエットにぴったりの食品です。
積極的に昆布を食べたいですよね。
そこで今回は手軽で簡単、昆布のおいしい活用法をご紹介!!
昆布水の作り方
だし用の昆布10gをキッチンばさみで1~2ミリ程度に細かく刻みます。
1リットルの水に10gの昆布を入れて冷蔵庫で3時間以上置いておけば昆布水の完成。
うまみは、昆布の断面から出ますので細かく刻むことがポイントです。
いったい昆布水はどんな味なのかというと・・・
飲んでみた感想は昆布の味は出てるんですけど、思ってたよりも薄味です。
こんな薄味でうまみは昆布水に出ているのか、ちょっと不安。
この薄味で心細い(笑)昆布水。
しかし!料理に使ったとたん、うまみが一気に爆発します。そして和・洋・中どんな料理にでも合います。
昆布水で炊くご飯
普段一番簡単にできるのが昆布水でご飯を炊く、というもの。
『作り方』
水の代わりに、同量の昆布水を使ってご飯を炊くだけ。
昆布水で炊いたご飯の味は→→昆布のうまみをしっかり感じることができます。そして、まろやか。お米の甘みもより強く感じます。
そのおいしさにびっくりしますよ。ぜひお試しあれ♪
昆布水カレー
ご飯を昆布水で炊いておいしい、ということは、カレーを煮込むのを、お水をやめて昆布水にしたら・・・?
はい、それだけでおいしくなります!
『作り方』
耐熱容器に野菜を入れ昆布水を加え、電子レンジで加熱します。
そうすることで、昆布のうまみが野菜に染み込みますし、炒める時間も短縮。
そして鍋に移し軽く炒め、水の代わりに昆布水を加えます。
煮込んで市販のカレールーを加えれば完成。
昆布水カレーの味は→→ほんとにさっき作ったのか!?と思っちゃいますよ。3日間置いたカレーって言われたら、そうだと信じてしまうくらい、コクがあります。深みがあって、めちゃくちゃおいしい!
昆布水を作ったあとの昆布の活用法
さっき1リットルの昆布水を作った後のその使い終わった昆布10gで、もう1リットル分の昆布水が作れます。そして、その出し殻の昆布をさらに活用しますよ~!!
オリーブオイル昆布
出し殻をオリーブオイルに漬けたもの。それを料理に使っていきます。
『作り方』
昆布水で使い終わった昆布をボールに移します。
昆布が浸る程度のオリーブオイルを加えます。
一晩置けば完成。
オリーブオイル昆布のペペロンチーノ
オリーブオイル昆布はサラダ油の代わりに、何でも使えます。簡単でおいしいペペロンチーノを作ってみましょう。
『作り方』
まず、鍋でパスタを茹でましょう。
パスタを茹でるのは昆布水で。加える塩は少量でいいです。
フライパンで昆布ごとオリーブオイル昆布と、ニンニク、赤唐辛子を炒めます。塩などの味付けは必要ありません。
茹で汁を少し加えてパスタを入れて炒めれば、完成。
オリーブオイル昆布ペペロンチーノの味は→→味がすごく染みています。炒める時に、まったく塩を使わなかったというのに!
しっかりとした味がついてます。これがうま味の力!!!
『出し殻のその他の使い方』
オリーブオイル以外にもしょうゆに漬けてもいい味が出ますし酢に漬けたらピクルスみたいで昆布がおいしく食べられます。
まとめ
昆布水を料理に使うことで調味料が全体的に減らせるんです。
さきほどご紹介したペペロンチーノも普通は茹でる時に結構たくさん塩を入れるんですが昆布水を使うと、少なくてもしっかり味がします。
高血圧の人は塩分を控えないといけないし、糖尿病の人は砂糖を控えないといけない。
調味料を減らした料理って薄味になってしまって味気なかったり、物足りなかったりしますが昆布水を使えばうまみが強いので調味料を減らしても、満足できます。
昆布水を作るときに使う昆布はだし用の昆布を使ってくださいね。これがうま味の力!!!