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竜巻のメカニズムと前兆は?

ここのところ猛暑での熱中症や突然の豪雨での土砂崩れなど、注意しないといけない日が多いですね。

竜巻の年間の発生数は

アメリカ 約800個(巨大で激しいものが多く、平均200人の死者も)

日本  約 20個

なので、アメリカに比べれば日本では少ないといえます。

アメリカでの竜巻による被害の映像は何度か見たことがありましたが、日本でも竜巻による大きな被害が出ました。

今回は、竜巻について取り上げたいと思います。

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竜巻のメカニズム

竜巻は積乱雲(雷雲)の元で発生します。

『発生期』

積乱雲の中で、メソサイクロンという渦巻きが発生します。渦を巻き、積乱雲の底の方が垂れ下がってきます。

『最盛期』

さらに垂れ下がり、地上に到達。そうすると、地上の物を巻き上げます。

『衰弱期→消滅期』

幅がせまくなり、やがて空に消えていきます。

なお、つむじ風(旋風)と竜巻は別物です。つむじ風は上空に雲が無くても発生します。

校庭など地面があたためられ上昇気流が発生し、ごく規模の小さな渦で短時間で消滅します。

竜巻の発生は「夏の猛暑」と関係あり?

広い範囲で猛暑となり、局地的な豪雨など2013年の夏(6~8月)は異常気象でした。高知県四万十市では41℃を記録しましたし、暑かったです。

今年の夏の平均気温が全国平均で平年を1.06℃上回り、統計を取り始めた1946年以降で最も暑かったということです。

猛暑と竜巻の発生はどう関係するのか、気になります。

今年に限らず、ここ数年の「気候の変化」により、急に雨雲が発生したり局地的豪雨など極端な天候になってきています。

このことが竜巻が発生しやすくなっている原因の一つと考えられます。

竜巻が発生する前兆

竜巻が発生しやすい時期や時間帯は

  • 年中発生していますが、特に9月~10月が多い
  • 午後2時~午後6時ごろに発生することが多い

というデータが出ています。

竜巻は場所を選ばず発生しています。都会、平野部、山間部を問わず発生しています。

竜巻が発生しそうな気象条件のときに気象庁は竜巻注意情報を発表しています。ただ、本当に発生するのか正確な予測は困難で的中率は3%程度。

いつ発生するのか分からない竜巻の前兆は、

発達した積乱雲が近づくと

  • 真っ黒な雲が近づき、周囲が急に暗くなる
  • ひやっとした冷たい風が吹く
  • 大粒の雨やひょうが降り出す

なので、その時は注意してください。

竜巻が間近に迫ったら

身の安全を確保してください。

外にいた場合は、電柱や太い樹木であっても倒壊することがあり危険です。物置や車庫の中も危険です。

シャッターを閉めましょう。頑丈な構造物の物陰に入って身を小さくします。

家の中にいた場合は、家の1階の窓のない部屋に移動。丈夫な机の下に入るなど身を小さくして頭を守りましょう。

ガラス窓の下や周囲は大変危険です。窓やカーテンは閉め、離れましょう。

車で高速道路を走っていた場合は、最寄りのサービスエリア、パーキングエリアに入り、建物の中に避難するなど、本線からすみやかに出てください。

本線から出ることができない場合は、周囲に気を付けて左に寄せて路肩に車を止め、シートベルトを締め、車内で竜巻をやり過ごすこと。外に出るのは危険です。

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竜巻による被害の補償は

どれだけ気を付けていても竜巻が発生するとけがをしたり、自宅が壊れたり、などの被害を受ける可能性があります。そんな時、保険に加入していると補償を受けることはできるのでしょうか?

生命保険に加入していると、加入している会社や保険の内容によっては、竜巻を含む自然災害により、ケガをした際には保険金が支払われます。

さらに、災害救助法が適用されると迅速に支払われます。

火災保険に加入していると、加入している会社や保険の内容によっては、風災(竜巻、台風、暴風など)の自然災害による被害についても、基本的に補償されることが多いです。

保険内容については、加入している各保険会社にお問い合わせください。