休みの日に、散らかった部屋を見て「よし!片付けよう!」と決意し、がんばってきれいにする人も多いと思います。
この状態をキープするぞ!
そう誓ったはずなのに、いつのまにか、なぜか、また散らかる部屋。
よくあることですよね?
片付け方に問題があるのでしょうか?もしかしたら、家の構造や間取りが影響しているのかもしれませんよ。
片付くような仕掛けがある家
キレイに片付いている家というのは「人の努力」よりも「片付くような仕掛け」があります。
片付くような仕掛け?どんな仕掛け?
例えば、洗濯を考えてみましょう。
洗濯ものがあって、洗濯機がありますね。洗濯されたものを、カゴに入れてベランダに干しにいきます。
乾いた洗濯物をとりこむわけですけど、ここが問題!
とりこんだ洗濯物は、いきなりクローゼットやタンスに入れませんよね。畳んだりとかアイロンをかけたり、あるいは一時的に家の中で干したりすることもあります。
そういう場所が無い家が多いです。乾いた洗濯物を、とりあえずテーブルの上に置いちゃったり。心当たりはありませんか?
「洗濯ものをとりこむ」と「しまう」との間の「とりこんだ洗濯物をいったん置いておく場所」を
考えている家が少ないです。
そういったことが片付く家と片付かない家の違いです。
片付く家のポイント「リビング」
片付けやすいリビングっていうのは、どういうリビングだと思いますか?
リビングの家具のレイアウトを考えてみましょう。出窓があって、庭へ出るための大きな窓もある部屋だとします。
その部屋に、テレビやソファーやローテーブルや棚を置くとすると・・・。
いかがですか?
そうなると、どこかの窓の前に家具を置かないといけなくなります。
窓を開け閉めしにくいですよね。
片付くリビングのポイントは「家具をあまり置かないこと」
出窓があったり、庭へ出る大きな窓があったりして、解放的で素敵なリビング。そういう部屋というのは、あまり家具を置かないことが前提で作られています。
でも、家具を減らすと、物をしまう場所が少なくなり、その結果散らかる。
窓と壁のバランスですけど、家具を置くのに必要なのは「床」ではなく「壁」です。
窓を少なくして壁を多くしましょう。
って、どうやって!?
失礼いたしました。
今住んでる家で、すぐできることをご紹介します。
今すぐできる方法
「リビングの大きなテーブルをなくす」
リビングのセンターにテーブルがあると、そこに物が集まってしまいます。
大きなテーブルのかわりに、ソファの横に小さいサイドテーブルを置きます。飲み物や新聞などはそこに置けばいいのです!
まとめ
または、手の届く場所にローチェストを置きましょう。
片付ける場所が近くにあると、散らかりません。
次回の記事では、片付けやすいキッチンについてです。
片付けるコツは、片付く仕掛けを作ることだった!
さあ、家にどんどん仕掛けを作っていきましょう!