前回の記事では、車酔い対策を事前にしておいてその効果はどうだったかの結果報告でした。
(どんなことをしたのかは車酔いを治す方法とは?と車酔いを克服してやる!を、結果は前回の記事車に酔わない方法!をご覧ください)
今回は、車に酔わないように私が乗車中にやっていたことをまとめます。私はこれをして車に酔いませんでした、という方法です。
車酔いしないように車の中でやっていたこと
えっと、その前に。基本的なこと(体調を整えておく)はやっておいてくださいね。
- 空腹でも満腹でもない状態にする
- 前日にしっかり睡眠をとっておく(睡眠不足の状態はダメ)
それでは、参りましょう。
窓を開ける
酔うのってエアコンの独特の臭いが気になった時じゃないですか?私はそうです。
それに気付いて、私は以前だとキャンディーをなめて、口の中をキャンディーの味と香りでいっぱいにするという方法を取ってきました。
しかし、口の中にキャンディーとか何かモノを入れる余裕が無い、そのキャンディーが吐き気の引き金になりそうな体調の時もあります。
下を向いてキャンディーを取り出すのがこわい。体勢を変えたくない、なんか酔いそう。車内の私は車酔いに関して非常にナーバスになっていますのでね。
共感してくださった人。こんな時は窓を開けてみてください。
外の空気が入ってきて、エアコンなどの臭いは感じません。風が肌に当たる刺激、ガラス越しではない景色、密閉された車内の窮屈さからの解放感。リラックス出来ますし、車の中にいる感覚だけに意識が集中してたのがあちこちに分散されます。
窓の上の方を少し開けるだけでも違います。車酔いするかもってビビっている心が解きほぐれますよ。
歌を口ずさむ
ガッツリ歌うわけではありません。吐き気にビビっている私は、口を動かすこともこわいので。口を閉じてハミング。
吐き気が起きそうな気がし始めた時に、意識を歌の方へ反らせるためでした。ん~♪ん~♪って、小声で。小さいどころか声は全く出ていないレベルの。イントロも間奏もハミングは止めません。歌が無い部分もギターソロを、ん~♪って歌いました。
そうしたら、気持ち悪くなりそうな感じが消えました。
なんでだろう?って考えてみたら、きっと深呼吸したことになったんでしょうね。長く息を吐くことになり、呼吸がゆっくりになってこわばっていた体が落ち着いたんだと思います。で、曲に意識がいくので気も紛れるし。1曲口ずさめば、かなり落ち着きますよ。
腕で体を支える
本を読む時は出来るだけ視線を動かさないようにするって以前ご紹介した対策にあったじゃないですか。
あと、運転してる人は酔わないですよね。
それはなぜかというと、運転してる人は右に曲がるとか、今アクセル踏むとか、ブレーキかけるとか分かってるから、踏ん張ることができるので、揺れることが少ないからです。運転してない人はアクセルを踏まれると、後ろにグンってなりますしブレーキをかけられると、前に倒れそうになります。ということは、カーブでの左右の揺れ以外にも前後の揺れにも気をつけなければいけない。
私も運転してる人のように踏ん張ることが出来れば酔わない!?
運転手のハンドルさばきに注目してたんですけど、それで酔いそう。ブレーキとアクセルも運転手の足元を見なきゃ分からない。足元を見るために下を向くことになるから、それで酔うわ!っていう。
そこで方法として吊り輪とかあん馬とかの体操選手になることをご提案します。
え?どういうこと?
はい、つまりですね。両腕で体を支えるということです。
体の横に手を付いて下さい。どの揺れがこようとも、両腕の渾身の力で体を支え、揺らさないようにします。視線は前方の道を見ましょう。
運転手が視界に入るなら、運転手も見てください。
運転手は自分がハンドルを切る直前に体を少し動かして踏ん張る準備をしますから。それも材料にして、自分の体を支えます。
山道のカーブがすごい時、しばらくクネクネが続く時。体が揺れないように両腕で全力死守です!
両腕の筋肉が疲れようとなんだろうと、体はまっすぐ。揺らさない!正直、まったく酔わないです。酔う気配がありませんでした。
車内で1人体操選手になっている間、体はラクになってました。腕の筋肉だけですが運動になって体に良い作用でもあったんですかね。
当然、体は揺れてないので頭グルグルもなりません。
体を揺らさないことに集中しててカーブの強烈さが、逆に「キター!」みたいにゲーム感覚というかアトラクションに思えてました。どんなカーブでも体を支え続けるゲーム。もはやヒマつぶしになっていました。
今のカーブすごかったけど、一切体は揺らさせなかった!どうだっ!カーブに勝ったぞ!みたいな。
まとめ
体を支える方法を発見して、やり始めてカーブを乗り切ったら、なんか全く車に酔う気がなくなりました。
体が平気って言うより、「私が車に酔うつもりがないの、ごめんなさいね。オホホホ。」そんな感じです。「だって、楽勝なんですもの~。オホホホ」と調子に乗っていました。車に乗っていたのに。
車と調子と両方に乗った私は、こりゃもう本を読んでやろうかしら、下を向いて。なんて思い始めたのです。
本を持ってなかったので読まなかったんですけどね。
というわけで、4時間のドライブで一切車酔いしなかった私の体験談でした~。