乳酸菌を摂取するなら動物性より植物性の方が良い理由について!
植物性乳酸菌といえば、日本の代表的な伝統食である漬物。
困るのが、食べきれずちょっと残ってしまったり、塩分が高いところ。
それがネックで敬遠してしまう人もいます。
ですが、漬物はいろんなバリエーションがありますし、アレンジもできます!
植物性乳酸菌と動物性乳酸菌はどっちがいいのか
乳酸菌が腸まで届くためには、生命力が強い方がいいですよね。
動物性乳酸菌というのは腸に届くまでにほとんどが死滅します。
その点、植物性乳酸菌はタフなので生きたまま腸に届きます!
植物性乳酸菌は、動物性乳酸菌よりも生命力が強いです。
漬物を思い浮かべてください。
塩分が強いし、低温だし、脂もない、菌にとっては過酷。
それなのに、漬物には植物性乳酸菌が豊富です。
キツイ条件でも、漬物の植物性乳酸菌は生きている。
つまり、唾液だったり胃酸だったりにさらされても、漬物の乳酸菌は負けないってことです!
もともと漬物ってご飯に合わせて食べるもの。
それが白米離れが進んでしまって、漬物の消費量が落ちてしまいました。
今は漬物が進化しています。
サラダやパスタに合う漬物とか、スイーツとして食べる漬物が出てきました。
漬物は60年前くらいは14%ほど塩分がありました。
今は1%から2%の塩分で作られている漬物も多く出ています。
サラダ感覚で食べることができます。
一般のスーパーで売られているものでも3%から5%くらい。
こんなふうに知らない間に漬物の減塩化はものすごく進んでいるのです!
漬物は塩分が高いから体に悪いんじゃないかと思っていませんでしたか?
漬物は野菜でできていますし、発酵しているので植物性乳酸菌を摂取することができます。
女子におすすめのスイーツ漬物が存在します(笑)
『たくあんチョコレート』です。
これは、砂糖漬けしたたくあんに、チョコレートをコーティングしたもの。
新感覚のスイーツです
レモン果汁も入っています。
ドライフルーツみたいだし、しっとり感があって美味しいです。
きゅうりの漬物のアレンジレシピ
家で余ってしまった漬物を進化させる方法があります。
塩抜きは必要なしの漬物のアレンジレシピ!
一瞬でできるものがあります。
それは「万能だれ」です。
きゅうりのしば漬けとか、たくあんとか、高菜などで作ります。
しば漬けで作るバージョンの万能だれのレシピ。
刻んだしば漬け80gと、胡麻油大さじ4と、いりごま小さじ1と、すりおろしたにんにく適量、すりおろした生姜適量を混ぜ合わせるだけ。
しば漬けは減塩されたものが多いですから、このまま使って大丈夫。
昔は漬物といえば保存食でした。
冬場の保存も最適なのでこのまま使いましょう。
他に調味料は必要ありません。
このしば漬け万能だれを使って餃子が簡単に美味しく作れるんです。
しば漬けは、なすとかきゅうりを乳酸発酵させたもの。
これで野菜をとることができるわけです。
しかも、しば漬け万能だれには、すでににんにくも生姜も入っているので楽チン。
- 豚ひき肉200gとしば漬け万能だれ大さじ1を加え、混ぜる
- 餃子の皮で包む
- フライパンで餃子を焼けば完成
漬物だから野菜に味が染み込んでいるので、何もつけなくてもしっかり味がします。
食べてみると、あっさりしてて美味しいです。
このしば漬け万能だれは、チャーハンにも合います。
入れると、アクセントになって美味しいです!
冷奴に乗せるだけでもオッケー。
漬物の乳酸菌は市販のものだとどうなのか
スーパーで漬物は買えます。
しかし、実は肝心の乳酸菌がほとんど入っていません。
なぜかっていうと、発酵してないからです。
酸味料とか、香料、うま味調味料、甘味料などで味をつけているだけ。
簡単に言えば、火を通してない煮物、みたいな。
いろいろな調味料を混ぜ合わせて作った味を、染み込ませてるだけです。
発酵してない漬物を食べても、植物性乳酸菌は摂取出来ません。
また、発酵させて作られた漬物であったとしても、食品添加物が入れられていると、乳酸菌は減ってしまいます。
植物性乳酸菌を摂取する目的で、漬物を食べるのであれば、注意してください。
自分で漬物を漬けるか、漬物屋から漬物を買いましょう。