外食で吐き気に苦しんでいたのだが、今はもう外食で普通に食事している。吐き気はしない。
治した方法を、苦しんでいた過去の自分に教えてやりたい!
タイムマシーンで過去に戻って、あの時の私に言って聞かせたい!
というわけで今回は、今の私から過去の私に向けて語りかける、という設定で書くことにした。
今回のブログの主要登場人物のご紹介。
あなた→外食での吐き気で苦しんでいた過去の私のこと
私→今の私のこと
ということで、過去の私のことである「あなた」に対しては、後輩扱いをしている。強く訴えたいがゆえに、こういう書き方をしてみた(^◇^)
『外食で吐き気に苦しむ人に訴えたいこととは?』
あなたは、反省をしているね?
外食で吐きそうな最中に、「吐いちゃダメ」でも「食べなきゃ」と思っているね?
吐きそうになって、冷や汗が出て焦る。そんな自分が嫌になっているね?
外食での吐き気の原因を、「緊張」だと思ってるでしょ?
だから、頑張って外食に行って、慣れていけば吐き気はしなくなる。慣れればいいんだ。そう思って、積極的に外食に行ってるよね。
だけど治るどころか、どんどん酷くなってる。酷くなっていく自分に絶望している。
仲の良い友達と、堅苦しくないファミレスなのにも関わらず、吐き気に苦しまなきゃいけない程緊張する自分に怒っている。
そうね、腹立つよね、分かるよ。
あなたは帰りの電車の中で反省するでしょ。「また今日も吐き気で食べられなかった。自分のバカヤロー。外食に全然慣れない。」
いっぱい外食に行くことで、いつか治るんだと思ってるかもしれないけれど、治らないよ。
なぜかっていうと、「反省」してるから。
その反省、意味ないよ。
あなたの反省ってさ、ダメだったところを思い出して、自分を責めて、そのダメだったところを何とかしようとするやり方でしょ?
あなたはさ、全然分かってないよ。自分を責めるってことが、どれだけ毒なのかってことを。
そりゃね、自分を責めることが良い結果に繋がる人はいるでしょうよ。
だけど、あなたは違う。断言する!
だって、散々自分を責めてきた私が一番知ってるから。自分を責めて生きたことでどうなったかの結果は出たから。
自分を責めたことで得たものはね「外食で吐き気」「美容院で手が震えて字が書けない」「カラオケで窒息」だよ。
自分を責めたことは、私に良い結果をもたらしてはくれなかった。
以前は友達と遊びに行く約束を数日前から気に病んだりしなかったでしょ?
自分を責めて生きてきた今は、気に病むようになったよ。日にちが迫ったら、行きたくなくなるしね。
あなたは買い物で、レジの人の顔を見ることが一切無いでしょ。え?そんなことない?困ってるのは外食での吐き気だけ?
じゃあ、レジの時に顔を見ようとしてみな。怖くて出来なくなってるから。
もうそうなってしまってる事態に気付いてなかったでしょう。
あとはね~、お父さんの知り合いのおじさんとかへの対応がひどいね。
「それは人見知りだから、前からそんな感じだよ」って?
いやいや。「人見知り」の域を出てるね。人見知りってさ、勇気が無くて話し掛けたり出来ないってだけでさ、頑張って愛想良くしようとか試みるじゃない?以前だったらそうしてたよね。
だけどあなたの場合さ、もうおじさんの存在を無かったことにしている感じになってるから。尋常じゃないシャットアウト感。
というふうに、どんどんなってってる。
そりゃ子供の頃から人見知りだったけどさ。でも、ここまでじゃなかったよ。
子供の頃はレジの人の顔だって、ガッツリ見てたわけじゃないけど、視界の中には自然に入ってた。お父さんの知り合いがニコやかに話し掛けてくれたら、引っ込み思案ではあったけれど、話しかけるなオーラとか出さなかった。
なのに、こうなってしまってるの。
問題は「外食で吐き気」だけだから、他の問題は無いと思ってるでしょ。あなたは何も分かってない。
尋常じゃないシャットアウト感は、人見知りからくるものじゃない。回避行動。
回避行動は「外食で吐き気」を悪化させる。
あなたは、この意味が分からないよね?
レジの人の顔を見ないことと、外食で吐き気は、別問題だろうって。
だけど、そうじゃない。バッチリつながる。
嫌だろうけど、言わせてもらう。あなたは病気だ。
これは別に、軽いノリで「ちょっと変わってるね~。もはや病気だよ~。」というツッコミではない。
「回避行動」、そして社会の中での生活を困難にする「外食での吐き気」。
社交不安障害だ。
なぜあなたは病気になってしまったのか。
それはね、自分を責めて生きてきたから。
そんなことが原因になるかどうか怪しい?
自分を責めなくても、責めても、こうなったかもしれない?
そうだね、そう思うよね。「自分を責める」ことが原因かどうか確かめようがないよね。
だけどさ、あなたは「自分を責める」ということをやってきたわけじゃない?
「自分を責めないで」生きてきたバージョンはどうなるのか知らないでしょ。
自分を責めることを、私はある日やめてみたわけ。「自分を責めないで」生きてきたバージョンをやってみた。
やめてから、3年くらい経つ今、どうなったかというとね。
残念ながら、レジの人の顔は視界に入らないようにしてしまってる。ここ数年で、うつむいてしまうクセが出来たからかも。あと、知り合いへのシャットアウト感は強いまま。
だけどね、吐き気もせず外食で普通に食べられるよ。美容院の受付で普通に文字が書けるよ。カラオケで普通に呼吸できるよ。
吐き気や書痙や息苦しさは、一番治したかったから、それが治った。
自分を責めることをやめたってこと以外に何かしたかっていうと、慣れようとして頑張って外食に行くってのをやめた。
それはただ単に「自分を責めることをやめる」っていうのに集中しようって思っただけなんだけど。
でも、今考えると、外食に行くと帰りの電車で反省しちゃってたから、外食に行かないことで外食での反省をすることも無いから、自分を責めることが1つ減ったことになったな。
だから、あなたには今すぐ「自分を責める」ことをやめてほしい。
そうすれば、治るから。
治ったから。
病院に行かなくても治る。自分で治せる。
「自分を責める」のをやめて!!
外食に行って慣れる努力をするんじゃなくて、自分を責めるのをやめる努力をして!!
その効果は実証済み。
「自尊心を高める」とか、そんな難しいことは必要ない。そんなのしなくても治った。
あなたは、自分を責めたことでどうなったか味わったでしょ。外食での吐き気がつらいんでしょ?
これからの人生は、自分を責めないことでどうなるか試してみなよ。
自分を責めないことを試した私は、治ったよ。
この先、何十年も、これから自分を責めないでいたらどうなっていくんだろうって楽しみ。
「自分を責めない」ことは、自分自身の心を修復するパワーの源だ。
自分を責めて生きたことで抱えてしまった症状。今はこれが治っていくことに対してパワーが使われてる。お金で例えると借金を返してる状態。
そして返し終わった後、貯蓄が増えていく状態になるってどんなだろうか。
心が治った後、修復するパワーはどこに使われるのかな。心を補強してくれるかもしれない。
あなた程ではないけれど、まだ今の私は人を恐れている。
だけど、「自分を責めない」で居続けたら、人のことを怖く無くなるのかもしれない。
私は、「自分を責める」ことがどれだけ私にとって毒なのかを嫌というほど思い知った。味わった。
私は、「自分を責めない」ことがどれだけ私の心を治していったのか、社交不安障害の症状が軽くなっていくことで実感した。
あなたは、自分のことを嫌いなままでいい。自分に怒っててもいい。自分に絶望したままでいい。
ただ、「自分を責めない」でいてくれたらいい。
あなたは、自分のことを受け入れなくていい。自分を許さなくていい。
他のことは何にもしなくていい。
ただ、「自分を責める」ことをやめて。それだけでいい。
お願いします。
「自分を責める」ことは、ただただ自分の心を蝕むだけだということ。
今回は、今の過去の自分に語りかけるという設定で書いた。それが、いつのまにやら今の自分にも言い聞かせてる感じになっていた。
ついつい自分を責める思考回路になるんだよな~。
私はタバコを吸わないから経験は無いが、喫煙者が禁煙するのは苦労するようだ。
食後に一服が習慣になってしまって~・・・みたいな。
「自分を責める」のも、食後の一服と同じようなものだ。習慣になってしまってる。
空き時間のヒマを埋める時にポケットからなんとなくタバコを取り出すような感じで、なんとなく「自分を責める」思考回路に入る。
実は、やめてた「自分を責める」が最近、復活してた、頭の中に。
こういうのを書こうってこの記事で書く内容を思いついた時、それに気づいた。
次は私が「自分を責める」のをやめた方法を書こうと思う。
まだまだ考察は続く。