大阪天神祭は、陸海空で楽しめるお祭りとなっています(笑)
陸渡御でしょ、船渡御でしょ、花火でしょ、ほんと豪勢!
それぞれの意味について見ていきましょう。
大阪天神祭について
一体なぜこれほどまでにイベント盛りだくさんのお祭りとなったのでしょうか。
それは平安時代のこと。
ものすごく怖い神様だからこそ、おもてなしが必要!
中途半端なことをして道真公の逆鱗に触れたらたまらない!!
大阪の人々は過剰なまでに気をつかいました。
鉾流神事について。
御旅所を人間が勝手に決めて怒らせるわけにはいきません。
そこで生み出されたのが鉾流神事です。
木でできた箱を水に流すことで、道真公を自身に場所を決めてもらおうとしました。
道真公の好きな所で休憩してもらおうということです。
陸渡御や船渡御とは
ほんの少しの距離でも自ら歩いてもらうのは恐れ多い。
こうして生まれたのが、陸から岸辺まで神輿で道真庫を運ぶ陸渡御です。
陸渡御の読み方は「りくとぎょ」です。
この大行列は、これぞお祭りって感じで、見どころ満載です!
また、川岸から船でお旅所までお渡しするのが、船渡御。
もちろん船上での接待も忘れません!
ちなみに船渡御の読み方は「ふなとぎょ」です。
岸辺から眺めているだけで祭り感が楽しめます!
それから江戸時代には、祭りのクライマックスを飾る奉納花火もスタート。
こうして、天下の台所と呼ばれた商人の町である大阪らしく、ありとあらゆるおもてなしが付け加えられていきました。
天神祭は、日本の三大祭りにまで数えられるほど盛大な祭りへと発展していったのです。
大阪天神祭の日にち
毎年、天神祭が行われる日は同じです。
7月24日と25日の2日間。
7月24日の方を「宵宮」、7月25日の方を「本宮」と呼んでいます。
行われている場所は、広範囲に渡ります。
大阪天満宮の中だけでやってるわけじゃないので。
屋台も、相当な数です。
毎年、100万人が見に来ます。
日本三大祭の1つです。
天神祭の由来などはこちらをご覧ください。

いやはや、大阪天神祭はすごい規模ですね~。
それもこれも、天神様が「怖い神様だから」っていう理由で、ここまでやっちゃった、と。
おもてなししまくりです(笑)