1日1万歩は健康に悪いからやめた方がいい理由とは?
ランニングだと膝に負担がかかることを知っていて、ウォーキングにすれば大丈夫でしょ、と思っている人。
ウォーキングを続けていても実は健康になれません。
ウォーキングで効果が出るやり方
ランニングが健康に悪い面があることは知られていますね。
ウォーキングだって、歩き過ぎれば同じこと。
膝への負担だけではありません。
免疫反応が抑えられて病気になりやすくなってしまう可能性が。

健康のために歩いているのなら、健康になる歩き方をしなければいけません。
ウォーキングで健康になる方法とは
「中強度で20分だけ歩くこと」
ウォーキングの時間は20分でいいのです。
そして、中強度とは何なのか。
限界を感じる運動の半分程度の酸素消費ってことです。
ウォーキングしながら、なんとか会話ができる程度の速さが目安となります。
歩きすぎで早死にしないために
元気な人は、体型維持のために日課としてランニングをしている人もいます。
また、走らなくても一日一万歩を目標に歩いている人も多いです。
ところが、一日一万歩ウォーキングは、実は健康に良くないという研究結果が出ています。
15年にわたる調査によると、最も健康だったのは、1日の歩数が8000歩程度で、中強度の運動を20分間行っていた集団でした。
ウォーキングなら大丈夫だと思うかもしれませんが、毎日1万歩歩いていれば健康になれると信じ混むのは間違い。
大切なのは歩き方なのです。
歩いている時間が長ければいいとか、歩数が多ければいいとか、数字だけを求めるのは愚の骨頂。
自己流の運動が全て悪いとは言いませんが、正しい知識がなければかえって体を痛めてしまう場合があるんです。
ウォーキングの目的が健康なら、歩き過ぎて体を痛めてしまわないように注意してください。
ラジオ体操は膝や腰を痛める!?
ちなみに、万能に見えるラジオ体操も、実は要注意!
中でも、特に気を付けなければいけないのが体を前後に曲げる運動。
体を前かがみにする時には、腰椎と骨盤が連動して、前に傾くように動きます。
運動不足の人は、筋肉が硬くなり骨盤が動きにくくなってます。
そんな状態の体だと、腰椎の動きだけで腰を動かそうとするので、腰痛の慢性化を招いてしまうのです。
あと、両足で飛ぶ運動も要注意。
ジャンプをすると半月板は潰れ靭帯が伸びます。
跳ぶふりをする人でも膝が大きなダメージを受けます。
健康のためにラジオ体操をやっている高齢者も多いですけど、気を付けなければいけません。
ラジオ体操で歩けなくなるお年寄りもいるのです。
そもそもラジオ体操はお年寄り向けに作られていません。
現在のラジオ体操が始まった65年前、体重は今より軽い人が多く、平均寿命も20年ほど短く60歳ぐらいでした。
つまり65歳以上の高齢者がラジオ体操をやるのは想定外。
体への負担が大きすぎるのです。