盗難されたパスポートが誰かの手に渡り、悪いことに使われたり、偽造パスポートの事件など、ニュースで見ますよね。
旅行シーズンになると、海外へ行く人も多いと思います。
日本人のパスポートは大丈夫なのか!?心配です。
実はこんなデータがあります。
パスポートの紛失・盗難件数
外務省によると、パスポートの紛失・盗難件数は、年間およそ4万2000件(2010年)
このうち8割(およそ3万5000件)は国内で起きていて
- 間違ってゴミと一緒に捨ててしまった
- 引っ越しの時になくしてしまった
- 空き巣
などにより、紛失・盗難となっていることが多いです。
残りの2割が国外で、ということになります。
国外でのパスポートの紛失・盗難は年間およそ7000件です。
パスポートが盗まれたら、どう悪用されるのか
国際的な身分証明書である「パスポート」が盗まれてしまったら、どんなふうに悪用されてしまうのでしょうか。
アジア系の人物が使う場合は、日本以外の国々の行き来に使われることが多いです。
日本人のパスポートは信用性が高く、海外の空港では疑われないケースが多い。
盗んだパスポートは、そのまま使ったり、必要な部分だけを切り取り、一つのパスポートで、いくつもの偽造パスポートを作ったりされることがあります。
もし海外でパスポートを紛失したら
海外では、命の次に大切なものがパスポートだと思ってください。
日本人のパスポートは海外では非常に高額で取り引きされ、悪用されることがあります。
もし海外でパスポートの紛失や盗難にあったら、まずは、現地の警察に届けを出し、日本大使館や領事館に連絡をする。
パスポートの再発行は
- 戸籍謄本
- 写真2枚
が必要です。
それらを持っていればスムーズに手続きができます。
ただ帰国するだけの渡航書は、3時間程度で発行してくれるケースもあります。
最後に
パスポートを失くす人が年間4万人もいるって多いですよね。
約8割が国内で紛失しているということで、その中でも、自宅で失くす人が多くいます。
パスポートを持っている人は一度どこに置いたか確認してみてください。
あれ?無い・・・・、おかしいな~・・・。
ってことになるかもしれませんよ。