久しぶりに冷蔵庫を整理すると・・・
食べるべきか?食べざるべきか?賞味期限が切れた食品をめぐる自分の中での葛藤が始まります。
実は今は「○年○月○日」と表示されている賞味期限について、新しいルールづくりが検討されています。
賞味期限と消費期限の違い
賞味期限と消費期限、どう違うのでしょうか。
賞味期限⇒食品をおいしく食べられる期限(缶詰などの加工食品で主に表示)
消費期限⇒食品の安全を確保できる期限(生鮮食料品や弁当に表示)
消費期限があるものは過ぎたら食べてはいけませんが、賞味期限は過ぎても品質が保たれていることがあります。
そこで日持ち(1年以上)するような食品について、賞味期限を「○年○月○日」から「○年○月」という表示に変更を検討。
現在でも製造日から賞味期限までが3カ月を超えるものは「年月」表示ができますが「年月日」まで表示するメーカーがほとんどです。
なぜ変える必要があるのかというと、賞味期限を理由に卸売業者から食品メーカーに返品される総額が1年間で1140億円にのぼっていて、返品されたものは全て廃棄処分になるというモッタイナイことになっているのです。
インスタントラーメンに書いてあるのは消費期限じゃなくて賞味期限ですよね。賞味期限が長いので、ついつい買いこんでしまいます。めずらしいものはどんな味なのか気になりませんか?
スーパーだと定番の商品しか目にすることが無いかと思いますが、私たちが知らないだけで、ユニークなパッケージのインスタントラーメンが世の中にはあるんですね~。
賞味期限が「○年○月○日」から「○年○月」に変わるとどうなる?
経済産業省と食品業界が検討しているのが、消費者の健康に害が出ないように、今より賞味期限を前倒し。
例えば、今の消費期限が「2021年9月1日」や「2021年9月29日」の食品すべてが、変更後には賞味期限「2021年8月」という表示になります。
10月下旬から経済産業省主催の協議会で、どんな食品について賞味期限の「年月」化をするのか検討に入るようです。
対象となりそうなのが
- 缶詰
- 瓶詰ジャム
- マスタード
- 粉末スープ
など賞味期限まで1年以上あるような食品です。
食品メーカーや小売店のメリットは
- 賞味期限の前倒しで販売期間は短くなるものの1か月分の在庫をまとめて管理できる
- 管理や販売を効率的にすることで返品が減る
ということが考えられます。
食品の表示について消費者が知っておくべきこと
食べ物を無駄にしないために、賞味期限や消費期限などの食品の表示について、消費者が知っておくべきこと。
賞味期限の「年月」化については、家庭での食品を捨てることが少なくなるというメリットはあります。
賞味期限はそれぞれの食品メーカーが独自で決めて表示しています。
しかも本当なら表記されている「賞味期限」よりもかなり長く品質が保たれている食品がほとんどです。
今の「賞味期限」は最も過酷な状況に置かれた場合を想定し、品質が落ちる最短の日付けだということを知ってください。
もちろん賞味期限の日付けよりも前に食べきることを前提としてですけど、食品を無駄にしないためにも、賞味期限にもそういう幅があることを知っておくと柔軟に対応できますし、大事ですよね。


