油が太るというのは嘘だった!
同じカロリーでも太る事もあれば、同じカロリーでも太らないこともあります。
その謎の答えは、脂質を摂取しても太らない理由に隠されています!
高カロリーでも痩せる理由
まず、太る原因を理解しておきましょう。
高カロリーの食べ物を摂るから太ると思いっていませんか?
実は、そうではなく、体の中ですぐにグリコースに変わって体脂肪となる材料を、体に取り込むから肥満になるんです。
その材料とは、炭水化物と砂糖。
油や脂質など、高カロリーの食べ物をを食べただけでは、体脂肪として体に蓄えられることにはなりません。
脂質が脂肪酸という燃料になって体に蓄えられる時に、必ず必要になるのが炭水化物。
炭水化物や砂糖などの糖質は、すぐにグルコースになります。
余ると、体脂肪として蓄えらてしまうんです。
炭水化物と脂肪はどっちが太るのかについて
糖質は、あまると体脂肪になってしまいますが、脂質の場合は違います。
脂質は、炭水化物が無いと体脂肪になりません。
とんかつとか唐揚げは太りそうなイメージがありませんか?
とんかつとか、唐揚げとかって、白いご飯が進みます。
高カロリーの唐揚げを悪者にしてましたが、犯人は別にいました。
白いご飯=炭水化物
唐揚げが太る原因だと思いきや、実は白いご飯と一緒に食べているのが原因なのでした~。
砂糖と油どっちが太るのかについて
砂糖と油を比べても、当然太るのは砂糖。
なぜなら、脂質は単体だと体脂肪になりません。
炭水化物という相棒が必要です。
ところが、砂糖は砂糖だけで体脂肪になれます。
油で揚げたドーナツがなぜ太るのか、考えてみてください。
甘いですよね。砂糖は単体で体脂肪になれます。
ドーナツは小麦粉という炭水化物で作られてますよね~。
それを油で揚げたわけですから、油と炭水化物が出会っちゃいました。油は小麦粉のおかげで体脂肪になれましたとさ。
あ~あ(笑)
太ることとカロリーは関係ない
人間の細胞や臓器や脳は、どれも脂肪でできてます。
つまり、油などの脂質は、体にとって必要です。
それから、たんぱく質について。
痩せやすい体づくりといえば、筋トレを考える人が多いです。
筋肉を作るには、たんぱく質を摂らなきゃ!と思って、せっせとプロテインを飲みますよね。
たんぱく質は、他の主要栄養素より消化しにくいんです。
グリコーゲンと脂肪が豊富にないと、体はたんぱく質を分解するのに糖が必要になります。
低カロリーのダイエット食だと、脂肪が足りなくなりますよね。
たんぱく質を分解したい体は、糖への欲求を高めてしまうわけです。
だから、痩せやすい体になるためには、油も摂取すること。
いい油をしっかり摂りつつ、適量のたんぱく質も摂るダイエットメニューこそ、最善の結果をもたらします。
太るのはカロリーではないのです。
バターやオイルを溶かすと、ミセルという状態に分解され、脂肪をエネルギーに変換するようになります。
脂質は、脳そのものもそうですし、セロトニンやドーパミンなど脳の神経伝達物質を作ります。
油を十分とらなかったり、悪い油しか摂らなかったりすると、作るための材料が無いということに。
そうすると、神経伝達物質そのものが不足するか、質の悪い神経伝達物質しか作られなくなります。
その結果、脳の機能は低下。
元気がなくなったり、疲れたり、落ち込んだりといった症状が現れます。
この悪いサイクルを止めるには、良い油をとること!
健康的に痩せたいなら、カロリー計算をやめましょう。
体にいい油とか脂肪が含まれているものであれば、かなりの量を食べても太ることはありません!
むしろ、体に蓄えられてしまった脂肪を、自然にエネルギーに変える体になっていきます。