食べ飽きた袋麺の味を、ちょい足しして美味しく変えます!
ちょい足しするのはマヨネーズとかチーズとか、美味しいのが分かってる物とは違います。
勇気が要るんだけど、入れてみたらすごく美味しいものについて。
塩ラーメンのアレンジについて
まずは、抵抗の少ないものからいきます(笑)
塩ラーメンにちょい足しするのは、トマトベースの野菜ジュース。
これをちょっと入れると、味がトマトラーメンみたいになって美味しいんです。
入れる量は、少しにしてください。
そうしないと、野菜ジュースの味だけになってしまいますので。
なぜ野菜ジュースが塩ラーメンに合うのか。
その理由なんですが、それは「酸味」にあります。
塩ラーメンは、塩が多くて、塩のはっきりした味がしますよね。
そこにトマトベースの野菜ジュースで酸味が加わるわけです。
塩分に対して酸味成分が抑制効果を働かせて、味がマイルドに。
それで美味しく感じるんです。
さて、ここから一気にちょい足しの難易度アップ!
罰ゲーム!?
そう思ってしまうようなものを入れます。
なのに、味はバツグン。
改めて思いますけど美味しさって、味のバランスが決め手なんですね~。
醤油ラーメンにちょい足し
醤油ラーメンに、あんこをちょい足しします。
これ、勇気がいるちょい足しですよね。
気持ち悪~い!みたいな。
だって、甘いし。
甘いラーメン、まずいし!
ところが、あんこを醤油ラーメンに入れると、深みが出ます。
とろっとした食感と、程よい甘さ。
美味しいですよ。
あんこは、わりと思い切って入れてください。
あんこを入れると、美味しくなるなんて信じられませんけど、食べてみるとその理由が分かります。
インスタントラーメンは塩分を含んでますよね。
塩分に甘みを加えると、対比効果が生まれます。
例えば、おしるこ。
塩を加えることで、両方の味が引き立ち、美味しくなります。
また、固形物ではなくて、ドロッとした粘性のあるものは、口に含んだ時に美味しさが増して長く味わえる効果もあります。
単に液体のスープをすするだけよりも、ラーメンのスープにあんこが溶けてドロっとしたことで、より食感が良くなったわけです。
食感がプラスされたのと、味の対比効果。
この2つのパワーで、美味しくなった。
醤油ラーメンに飽きたら、あんこのちょい足し、やってみてください。
味噌ラーメンのアレンジ
味噌ラーメンにピーナツバター。
これまた、こわ~い(笑)
しかも、ちょい足しって言ってるのに、結構入れます。
味噌ラーメン1杯分に、ピーナツバターをティースプーン6杯分を溶かします。
こんなに味噌ラーメンにピーナツバターを溶かしたら、かなり味に影響が出ますよね。
ほぼ、ピーナツバターの味になってしまうんじゃないか。
不安だと思います。
でも、いっちゃってください!
食べてみて、ビックリ。
この味、知ってる!
なんと、担々麺に似てるんです。
そこにさらにラー油を垂らせば、もう担々麺です(笑)
スープがよく絡むのはストレート麺かちぢれ麺か
ちぢれ麺の方が、スープによく絡むイメージがありませんか?
実際にスープがよく絡むのは、ストレート麺なのです。
ストレート麺の場合は、お箸で麺を持ち上げた時、麺と麺の幅が狭いです。
その間にスープが入り込むので、スープが多く絡みつきます。
ところが、ちぢれ麺の場合は、くねくねしていますから、麺と麺の間が狭いところもあれば広いところもあります。
麺と麺の間が広いところがある分、麺に絡むスープの量がストレート麺よりも少なくなるということ。
スープがよく絡むのが理由でちぢれ麺を選んでた人は、
これからはストレート麺を選ぶといいですね。