5年以上前にマイホームを購入した人。
そのままローンを払い続けていませんか?
実は、うん百万円、損しているかもしれません!
時代が変われば、金利も変わります。
住宅ローンで借り換えのメリット
2016年1月に日本銀行が導入した政策であるマイナス金利政策。
民間銀行が日本銀行に預けるお金の金利をマイナスにすることで、経済の活性化を狙いました。
少なくとも5年前に住宅ローンを組んだ人は、借り換えというものをした方が、得になるケースがあります。
組んだ時の金利のまま、ずっと払い続けていかなきゃいけないと思っていませんか?
そんなことはありません。
といっても、すでにローンを組んでいる銀行が、借り換えを嫌がるかもって心配です。
それを逆手にとって、住宅ローンを組んでいる銀行への交渉材料に、違う銀行にローンの審査を通すという方法もいいです。
他の銀行に乗り換えようかな~って態度を見せたら、銀行も利子をもうちょっとなんとかしようとしてくれる可能性も。
つまり、競い合わせてサービスしてもらおうっていう戦法です(笑)
住宅ローンの借り換えで金利差が及ぼす影響をシュミレーションしてみた
住宅ローンの借り換えで、金額はどれくらい変わってくるのでしょうか。
15年前に3千万円でマイホームを購入したとしましょう。
その時、金利2%で35年ローンを組んだ場合。
15年間払ってきたわけです。で、35年ローンだから残りの返済期間20年。
だとすると、返済残高は2690万円です。
金利が2%なので、総返済額は3580万円となります。
今は金利が1%です。
そうすると、総返済額が3110万円になります。
実際に借り換えをする時には、手数料がかかります。
約100万円です。
手数料の100万円を差し引いても、約370万円お得に。
組んだ時のローンをそのまま払い続けるより、借り換えした方が、約370万円は総支払額が少なくなるという計算になります。
住宅ローンの借り換えは面倒
約370万円って、大金ですよ!
結構な金額がお得になる借り換えですが、なぜみんなやらないのでしょうか?
それは、単純にめんどくさいからです(苦笑)
家族の誰かがめんどくさい手続きをやってくれるならいいけれど。
借り換える銀行どこにしようかな~って探して選ぶのもめんどくさい。
必要書類も揃えなければいけないのもめんどくさい。
源泉徴収票もらってくるとか、印鑑証明書を役所に取りに行くとか。
平日に行かないといけません。
そう考えると、ウゲ~ってなりますよね。
そのめんどくさいことをして、浮かせられるのが数万円程度だったら、やらなくてもいいかもしれません。
だけど、金額が!
金額がデカいですから!!
めんどくさいって理由だけで、やらないのはもったいない。
もちろん、金利は世の中の景気などによって、今後も大きく変わる可能性があります。
借り換えの時は十分に検討しましょう。