キノコで毒がある種類の数や茶色で見分け方が難しい公園にも生えている危険なものについて

キノコの胞子が出始めると、近くに寄るだけでただれる人もいます。

キノコはそこら辺に生えています。

食べるのはもってのほかですが触ることさえも危ないのです!

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キノコで毒を持っている種類について

日本に生息するキノコで、学名がついているキノコはおよそ3000種類。

食用キノコがおよそ200種類。

食用が200種類ありますが、毒キノコはいくつあるでしょう?

毒キノコは240種類です。

なんと食用キノコより、毒キノコの方が多いのです。

実は、名前すらわかっていないキノコがおよそ7000種類あります。

つまり、日本にだいたいきのこは1万種類あるということ。

食べられるキノコが200種類で、食べられないキノコが240種類でした。

学名がついているキノコがおよそ3000種類ということは、じゃあ残りの2500種類は何なのか?

その他のきのこは何なのかというと、現時点で食べられるのか食べられないのか、毒があるのかないのか分かっていないのです。

毎年、新しいキノコが発見されています。

名前もついていっているのですが、どんどん見つかるので追いつかないのです。

きのこは、全世界に50万種あると言われています。

それを全部解明するのに、1000年以上かかると言われています。

きのこが茶色でも毒を持っていて公園にも生えている

そもそも食用キノコと毒キノコの違いとは?

その地域で、長年食べられてきたか中毒になったかなどの経験則から判断しています。

不思議なもので、ある人が食べたらなんともないのに、ある人が食べたら具合が悪くなったりするようなキノコもあります。

基本的には、中毒患者が出たと報告のあったものを毒キノコとしています。

きのこを食べるのは、全て自己責任。

ある意味いい加減です。

ふぐのように条例などの決まりはありません。

特に10月は毒キノコに注意して下さい。

なんで10月なのか。

2016年、キノコでの食中毒は110人いました。

10月の1ヶ月間だけで76人いました。

110人の中の76人、つまり半分以上が10月にキノコの食中毒になったのです。

どんな毒キノコで食中毒になったのでしょうか?

きのこは一年中生えています。

夏場に雨が降り秋以降に、たくさんキノコが生えます。

毒キノコのイメージは、真っ赤とか、異様に派手なイメージがありますよね。

キノコでの食中毒が110人いたわけですが、何のキノコを食べてしまったのかというと、多かったのがこの3つ。

  • ツキヨタケ57件
  • クサウラベニタケ21件
  • ドクササコ7件

ツキヨタケ、見た目はシイタケみたいで茶色だし形も似ているし、食べられそうに思えます。

だけど、毒キノコなのです。

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キノコで危険な種類のもの

近年有名になりつつある毒キノコがあります。

カエンタケという真っ赤なキノコです。

食べるとたった3グラムで内臓が破壊され、命を落とします。

見つけても絶対触ってはいけません。

汁が手につくだけでも炎症を起こします。

カエンタケが増えた理由は、ナラ枯れだと考えられています。

ナラ枯れとは、コナラやクヌギなど里山の主要樹林がかかる樹病のこと。

枯れた木の周辺ではカエンタケが生えやすいです。

カエンタケをはじめとする毒キノコは身近なところに生息しています。

ビジネス街など街のど真ん中に毒キノコって生えているんです。

また、都会にある公園の草むらでもキノコは生えています。

バーベキューをしている人たちが、キノコをもぎとって焼いて食べて中毒になった事件もあります。

カエンタケは触れただけで皮膚がただれるほどの毒性を持っています。

注意しましょう。