日焼け止めを塗り直しする必要とその効果やSPFとPAについて

強力な日焼け止めをつけとけば塗り直さなくていいんじゃないの?

朝に日焼け止めをつけたっきりでも1日もつでしょ。

絶対に日焼けしたくないなら、そんな甘い考えはドブに捨ててください。いや、別にドブじゃなくていいんですけどね。

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日焼け止めの塗り直しが必要なのかどうか

しっかりと日焼け止めは塗ったし、ファンデーションもUVカットのものを使っている。

そんな場合でも、時間が経つと汗をかきますし皮脂も分泌されます。

人間ですからね。

化粧崩れをしているという事は、日焼け止めも取れてしまっています。

皮脂の分泌が多いTゾーン(おでこや鼻)は特にそうなります。

日焼け止めがとれているというのはちょっと大げさかもしれません。でも、顔に均一に塗られていた日焼け止めは汗や皮脂でムラになってるでしょう。

日焼け止めがきちんと塗られていない肌は、当然紫外線から守られず日焼けしてしまいます。

じゃあ、多少取れても大丈夫なように、あらかじめ厚めに日焼け止めを塗っておけばいい!

と思うんですけどね。そうはいかないんですよ。くすん(ノω;`)

そりゃあ薄く塗るよりかは効果はあるでしょうけど。それよりも断然、何回も塗り直した方が、紫外線対策には有効です。

ちなみに日焼け止めは開封したら1年以内で使い切りましょう。

酸化した日焼け止めを使えば肌にダメージを与えてしまいますから。

日焼け止めの効果「SPFとは」

SPF50とかSPF15とか見かけますよね。

SPFとは何なのか。

簡単にいうと「日焼けするまでの時間をどれだけ延ばせるか」です。

「SPF1=20分」ということ。だいたいですけどね。

  • SPF15なら20分×15=300分(5時間)
  • SPF30なら20分×30=600分(10時間)
  • SPF50なら20分×50=1000分(16時間)

となります。

日焼け止めをつけていない場合、紫外線に当たって20分後に日焼けが始まります。

SPF15の日焼け止めをつけていれば、日焼けが始まるまでの時間を15倍にのばせる。つまり、 20分×15=300分(5時間)になる。

つけていなければ日焼けが20分後に始まるのに、つけていれば300分後になるっことです。

ですけど、先ほども書きましたとおり、私たちは人間です。汗で日焼け止めは流れます。そうすると、肌は日焼け止めをつけていない状態になり、日焼けが始まります。

お気づきの方もいるでしょう。SPF50は、紫外線を強力に守ってくれるわけではなくて、20分が50倍に伸びるだけ。

16時間、汗をかかずにいられるならSPF50を塗る意味がありますが、取れてしまって塗り直さなければならないなら、SPF15を使っても紫外線から肌を守る効果は変わらないということです。

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SPFとPAの違い

SPF15の他にPA++ってのも見かけるけど何なのか。日焼け止めは何を選べばいいのか。

SPF15とかPA++とかは、2つとも紫外線を防御するためのものです。防御する紫外線の種類が違います。

日焼けならSPF、肌老化にはPAです。

「SPF=紫外線防御指数」

紫外線UV-Bを防ぐ効果があります。 肌を黒くするのを防ぎます。

SPFの最大は50。SPF100はありません。

紫外線UV-Bの降り注ぐ量は、夏に多くなり冬は少なくなります。色黒になりたくない場合はSPFで肌を守りましょう。

「PA=UV-A防御指数」

紫外線UV-Aを防ぐ効果があります。たるみやシワを防ぎます。

紫外線UV-Aの降り注ぐ量は、 1年中多いです。冬も多いです。

しかも、紫外線UV-Aは窓ガラスを通ります。たるみやシワを作りたくない場合は冬でもしっかりとPAで肌を守りましょう。