手抜き工事や事故物件など気になりますよね。
賃貸だったら、引っ越せばいいですけど、買っちゃったら無理です。
こんなに高い買い物って他に無いですよね。
ですから、見逃してしまうと後悔する大事なポイントを知っておきましょう。
中古住宅の購入で注意しなければいけない点
広告をながめているだけでも、ヤバい物件かどうか、ある程度予想できます。
キャッチコピー等の売り文句とか、建物の写真とかは、素直に受け取るとどれも魅力的な素晴らしい物件に見えるんですよ。
ここは、素直さをどっかに置いてきてください(笑)
疑って、疑って。
あらゆる視点から、あらゆる角度から、物件のことをチェックしましょう。
なんせ高額な買い物ですからね。
・外壁の塗り替え
おしゃれな外観をしているマンションは、そそられますよね。
ですが、よく調べないと、後で嫌な思いをすることに。
実は、過去に事件があって、それを風化させるために外壁を塗り替えた可能性が考えられます。
さらに、物件の名前も変えている場合があって、注意が必要です。
・閑静な住宅街
これは裏を返せば、周辺に住宅以外、何もない物件だってことです。
スーパーもなければ、コンビニもない場合も。
・眺望良好
建物が高いなら、それは普通に魅力的な物件です。
だけど、建物が高くないのに、「眺望良好」を売りにしていたら・・・。
もしかすると、高台に建てられた物件かもしれません。
駅からは急な坂道や階段があることも!
・デザイナーズマンション
コンクリート打ちっぱなしの内装で、おしゃれなイメージがありますよね。
ところが、デザイナーズマンションの定義はありません。
普通の部屋でも、デザイナーズマンションですって言えちゃうんです。
・LDKとDKの違い
間取りは重要です。
居室が1つの場合は、キッチンのある部屋が8帖以上あるとLDK、それ以下の広さならDKと表記しなければいけません。
居室が2つの場合は、キッチンのある部屋が10帖以上でLDK、それ以下はDKです。
この基準が決められたのは数年前のこと。
それ以前は、なんとなく広かったらLDKと言っていました。
いまでもその辺を、広いからLDKって事にしとこうかっていうふうに、曖昧に表記している広告があるので注意してください!
中古マンションの購入を失敗しないために周辺もチェックすること
日当たりがいいと思って選んだ物件。
ところが、今は空き地になっている隣の土地に、高層マンションが建つらしい!
うっそ!マジ!?
隣に高層マンションが建ったら、うちの部屋の日当たりどうなっちゃうのー!!
そうならないために、物件を決める時にチェックしなければいけないことがあります。
物件の近くに、空き地や駐車場、古い工場などないですか?
もし、ある場合。
将来的に、新しくマンションが建てられる可能性があります。
本当のところはどうなのかなんて、事前に調査することはできませんよね。
高確率でマンションが建たない土地があるのです。
それは、公園や学校などの公共の場所。
避難場所に指定されていることが多いので、取り壊される可能性は、ほぼ永久的にありません。
一戸建を購入する時の注意点
中古の一軒家を購入しようとしている場合。
水道管をチェックしましょう。
水道メーターのふたには、必ず数字が書いています。
その数字が表しているのは、水道管の太さ。
一般家庭で使われる水道管は、13mmのもの、20mmのもの、25mmのものがあります。
今では20mmのものが多いです。
しかし、中古物件の中には13mmが使われている場合も。
13mmの場合、キッチンやシャワーなど同時に水を使うと、水圧が低下するおそれがあります。
家族で暮らしていて、誰かが台所で食器を洗っていて、誰かが洗面所で顔を洗っていて、誰かがお風呂でシャワーを浴びていると、水がチョロチョロっとしか出てこなくなるってことです。
水圧の問題を解決するためには、20mmの水道管に交換するしかありません。100万円ほどかかります。
その費用はこの物件を買ってしまった自分が払うことに。売り主と折半するという方法もありますけど。
なので、中古の一軒家を買う時は、水道管の太さのチェックを忘れないこと!
まとめ
新聞に折込チラシで、不動産の広告が入ってますよね。
今はまだ建設中のマンションの入居者募集の広告とか、建売住宅の広告とか。
夢を膨らませながら、見ていると思います。
チラシに載ってる間取りを見ながら、玄関に近い方の部屋はどうしようかな~、とか、布団を干すことを考えればベランダに出られる部屋は寝室にした方がいいかな~、とかあれこれ妄想。
楽しい時間です。
でも、いいことだけじゃなくて、ひょっとして住み始めたら、こういう問題が出てくるかも!?というネガティブな妄想もしておいた方がいいかもしれませんね(苦笑)
