冬になると気温が下がります。観葉植物は夏は元気だったのに、冬になって葉が黄色くなったり、葉が落ちてしまったり。
枯れたかも!?
と焦ってしまいますよね。観葉植物のほとんどは熱帯のもの。だから冬がある日本でそうなってしまうのは避けられないのかもしれません。
しかし、葉が落ちたり黄色くなったりするのをなんとか少なくする方法は無いのか?
今回は、観葉植物の冬越しのポイントと注意点をご紹介します。
観葉植物が冬に枯れる原因は?
寒さに強いタイプの観葉植物もあるのですが、だいたいの観葉植物は熱帯の植物なので、冬は休眠しています。
枯れる原因としては
- 根腐れ
- 乾燥
が考えられます。
根腐れと乾燥を防ぐことが、観葉植物を冬に枯らさないために重要なことです。そのためのポイントを詳しく見て参りましょう。
ポイント①「水のやり過ぎないこと」
休眠中の観葉植物は、あんまり水を吸いません。土の表面からの水の蒸発も冬は少なくなります。
絶えず土が水で湿っている状態。ずっと観葉植物の根は水に触れることになってしまって根腐れを起こすのです。
適切な水やりの方法。
まず、水の量ですが、地表部から3分の1の深さまで湿っていればOK。鉢の底から水が出てくるくらいにたっぷりやる必要はありません。
むしろ、土は乾燥気味の方が良いです。
ポイント②「葉への霧吹きで乾燥を防ぐ」
土が乾燥?それって観葉植物の枯れる原因の「乾燥」にあたるんじゃ・・・?
そう、乾燥も観葉植物にとっては大敵!
土に水をやることで乾燥を防ごうと思っても、それが根腐れの原因になり、枯れてしまう。
じゃあどうすんのってことですが、冬の観葉植物への水やりは霧吹きで!土にじゃなくて、葉っぱに。
冬は空気が乾燥していることによって、観葉植物の葉っぱの水分が奪われてしまいます。そこを補ってやるわけです。
ポイント③「外が15℃以下なら室内へ 窓際に置かないこと」
寒さに弱い観葉植物は、外の気温が15℃以下になる場合は室内の明るく暖かい部屋に置きましょう。
置き場所で気を付けなければいけないのが、窓際。実は冬って、窓ガラスによって室内が冷えてしまうんです。
窓の近くっていうのは冷え込むので、観葉植物は置かないこと。もし窓の近くしか置き場所が無い場合は、カーテンをするとか、断熱シートをして観葉植物を冷えから守ってあげてください。
出来れば日当たりが良い場所(南側の部屋など)に置くようにしましょう。
暖房の温風が観葉植物に直接当たらないように。乾燥してしまいますから!
観葉植物の冬越しのまとめ
温度差の激しいところで育てられると、観葉植物は葉が落ちやすくなります。
暖房が付いてる時と付いてない時では室内でも温度差がかなり出ますよね。
霧吹きで葉っぱへ水をかけるときは、冷たい水ではなく温めてぬるくしてあげるとよいです。
観葉植物が枯れることなく冬を越せるように、水のやり過ぎによる根腐れとと葉っぱの乾燥には十分気を付けてくださいね。