足がつる!こむら返りの原因と予防法

前はそんなことなかったのに、最近、足に力を入れたら、つるようになりました。

例えば、寝てる時に伸びをしようと、ちょっと足を力を入れてピンって伸ばしたら。

ふくらはぎ、痛ぇ~!!!つったつったつったー!!!無理に力を入れたわけじゃないのに!なんで!?

他にも、高いところのものを取ろうとつま先立ちをしたら。

足の指が~!!つったつったつったー!!なんで、こんなことですぐにつるの?もう嫌だ~

というわけで、今回はこむら返りについて取り上げます。

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足がつってしまう原因は

足がつる、こむら返り。

これは、筋肉のけいれんが持続的に続いている状態です。

体重を支えてるので疲れやすい足。血流が届きにくいので筋肉が硬くなりやすいです。

なぜけいれんがずっと続くのかというと、腱紡錘(けんぼうすい)が関係しています。

『腱紡錘とは』

腱紡錘の腱(けん)はアキレス腱などの腱という字ですが、腱というのは筋肉と骨をつなぐ組織のことです。

腱紡錘とは、そのセンサーなんです。

普段だと、ふくらはぎの筋肉が緊張や疲労で縮んでもセンサー(腱紡錘)がきちんと働いていれば、腱に筋肉を緩ませる指令を出します。

でも、センサーが鈍ると・・・

筋肉が縮んでも、筋肉を緩ませる指令を出さないので、筋肉の緊張がほぐれない。そうすると、足がつる状態になってしまうのです。

なんで腱紡錘の働きが弱まるの?

どんな時に足がつりますか?

運動中で、急に走りだした時とか。一番多いのが、寝てる時じゃないでしょうか。

寝返りや、夢を見て力が入ってしまって筋肉が収縮。就寝中には腱紡錘の働きが鈍っているので、こむら返りが!

自分が寝てるから、センサーも休んでるっていうことと、足が冷えいるというのも原因です。

暑い夏の夜は布団から足を出したり、冷房や扇風機の風が足に当たって冷えやすいですよね。

血液循環が悪くなり、筋肉が硬くなってしまいます。

腱紡錘の働きが鈍るのは就寝中だけじゃなくて、ミネラル不足も関係します。

夏は汗を多くかくので、ミネラルが失われやすい。ナトリウムやマグネシウムなどのミネラルは、筋肉や腱紡錘を正常に働かすのに大きく関与しています。

だからミネラルが不足すると腱紡錘の働きが鈍くなりますし、筋肉の異常な収縮を起こして、足がつりやすくなります。

予防法

ミネラルを補給することも重要です。

経口補水液が手軽でいいですね。

冷えによって筋肉が硬くなってしまうわけですから、扇風機の風が直接足に当たらないようにするとか、足を冷やしてしまう行動には注意です!

立ちっぱなしだった日など足の疲れを感じる時は、湯船で足を温めたり軽くマッサージしたりして筋肉をほぐしましょう。

こむら返りの対処法

足首をゆっくり上にあげて、アキレス腱を伸ばすようにします。

その状態で、さらにひざをピンっと伸ばします。ふくらはぎの筋肉が伸びますよね。

足の裏がつった時の対処法

つるのはふくらはぎだけじゃありません。足の裏も!土踏まずのところとか。足の裏がつった時にはどうするのか。

足の指をゆっくり上にあげ、手で押さえます。こうすると足の裏の筋肉が伸びます。

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まとめ

寝てる時に足がつると地獄ですよね。

朝、起きた時にそのまま布団の中でうとうと。半分寝てて半分起きてるって感じの時についうっかり伸びなんてしようものなら・・・。

痛い!痛い!助けてくれ~!

眠りたい。二度寝とかじゃない。ただただ、この痛みから逃れるために眠りたい。

私は、伸びをした時にふくらはぎだけじゃなく、二の腕もつりました。

あの時は痛かったなぁ。