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胃もたれやゲップは逆流性食道炎が原因かもしれない

食後に胸や胃がムカムカすることはないですか?

酸っぱい胃酸が込み上げてくることがよくありませんか?

ゲップがよく出ませんか?

これらの当てはまる人は逆流性食道炎の可能性があります。

食生活の変化などによって増えてきているんです。

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逆流性食道炎とは

胃酸や、消化途中の食べ物が、食道に逆流して炎症を起こす病気。

若い世代の人にも多くなってきています。

まれに合併症として「食道ガンの」リスクも!

胃液は非常に強い「酸」なんですが、胃の内壁は胃粘液で守られているので「酸」に強くなっています。しかし、食道には防御する機能がありません。食道に胃液が上がってくると「強い酸」によって食道の内壁に炎症などが起きてしまうんです。

なぜ食道に逆流してしまうでしょうか?

原因は?

大きく2つあります。

『下部食道括約筋のゆるみ』

下部食道括約筋というのがありまして、食事以外の時は入り口を閉じて、胃液が食道に上がらないようになっています。

なぜ緩むのか?「加齢」と「腹圧」が考えられます。

加齢によって筋肉の締め付けが弱くなっていきます。

肥満の人は腹圧が高くなり食道と胃の境目に力が加わってゆるみがちになります。

前かがみになった時も腹圧がかかりますし、細めのズボンやベルトをキツく締めることでも、腹圧が上がって下部食道括約筋がゆるみやすくなります。

『胃酸が強くなる』

これは、食生活の欧米化。食事が脂っこいものやカロリーが高いものが中心になると、どうしても胃酸の分泌量が増えます。

そして「早食い」すると、一層胃酸が出やすくなるんです。

ストレスでも胃酸は強くなります。

逆流性食道炎になりやすい人は、高齢で腰が曲がっている人、太っている人、脂っこいものをよく食べる人、ストレスが多い人です。

気をつけましょう。

逆流性食道炎の症状

どんな症状なのかというと、意外なものもあります。

  • 酸が上がってくる
  • ゲップ
  • 声が嗄れる
  • せきが出る
  • 胸の痛み
  • 背中の痛みお腹が張る
  • 胃もたれ

逆流性食道炎は、炎症が無い場合もあるんです。非びらん性胃食道逆流症といいます。

炎症は無いけれど逆流は起こるという状態。実は日本人はこちらの方が多いと言われてます。

炎症が無い「非びらん性」から炎症がある「びらん性」に移行するケースもありますが、炎症が起こるほど強い酸の刺激が無くても、食道の「知覚過敏」によって胸焼けなどの症状が続く場合も。

このような炎症が起きていないタイプも含めると、日本人の数%から10%くらいの人が「逆流」の症状があると推定されていますが、病院を訪れる人はほんのわずか。

なぜなら、多くの場合、飲み過ぎや食べ過ぎだと思って市販の胃薬で済ませてしまうから。

しかし、長い間放置して食道の炎症が繰り返し起こると、まれに「食道がん」になる場合もあります。

逆流性食道炎とピロリ菌

逆流性食道炎が増えている背景には、ある細菌が関係しています。

それはピロリ菌!

ピロリ菌がいる人といない人を比べると、いない人の方が酸が強いんです。ピロリ菌は胃の中の酸を抑える働きがあります。だから、ピロリ菌がいない方が胃の中の酸が強くなるということなんです。

今は食品の衛生状態も良くなり、若い世代では特にピロリ菌を持っている人が減りました。それが逆に若い世代で逆流性食道炎が増えている理由になっているんです。

逆流性食道炎の診断では、まずピロリ菌がいるかどうかを見るのがまず第一段階で、いなければ胃や腸の病気ではなく「逆流性」の可能性が高くなるということです。

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最後に

逆流性食道炎の予防法は、「脂っこい食事は避けること」「アルコールはほどほどに」「食べてすぐに横にならない」です。

アルコールは胃酸を増やしますし、食べてすぐに横になるのも胃酸の逆流を招いてしまいます。

さらに「適度な運動」「お腹から頭にかけて高くして眠る」「重いものを持ち上げない」「背筋を伸ばす」「ベルトや下着で締め付けない」というのも心がけましょう。

胸焼けやゲップが続くようなら、一度お医者さんに診てもらいましょう。逆流性食道炎かもしれませんよ。