憧れのショートスリーパー。
ちょっと寝るだけで十分ってかっこいいから、自分もそうなりたい!
努力すれば、誰でもなれるものなのでしょうか?
ショートスリーパーは訓練次第でなれるのかどうか
短時間睡眠でも健康なショートスリーパー。
寝る時間が短くて済むと、1日の活動時間が増えるから、いいですよね。
なれるものなら、なりたい!
ショートスリーパーになる方法を書いた本をよく見かけます。
ですが、残念なことに、ショートスリーパーというのは遺伝です。
確かにショートスリーパーは実在します。
それは遺伝的な要因で決められていることが多く、誰でも訓練したらなれるというものではありません。
短時間睡眠者の身体への影響は、短命や肥満度が高くなり、生活習慣病なりやすいです。
でも、憧れます。
ショートスリーパーにはなれないと言われても、あきらめきれず、やるだけやってみようと、短時間睡眠を実行。
そうすると、睡眠不足になってしまい、大変危険です。
睡眠不足の悪影響について
睡眠不足の恐ろしさを示す実験結果があります。
夜勤がない(睡眠不足じゃない)医者と、夜勤がある(睡眠不足の)医者。
丸い図形が90回ランダムに出現する画像を見せました。
出現するたびにボタンを押すという、単純な作業を行なってみたところ・・・
夜勤がない医者は全て正確に反応。
夜勤がある医者は、3回~4回ほど反応しませんでした。
ただ、丸い図形が出てきたらボタンを押すだけですよ?幼稚園児でも出来ますよ?
なのに、寝不足の人は、3回~4回ほど見逃してしまった!
この間に彼らに起きていたことはマイクロスリープ(瞬間的居眠り)。
脳は、1秒から10秒程度、無意識に眠ってしまっていたのです!
本人は、寝てたつもりはありません。
ですが、1秒寝ちゃってた。
ε=(ノ゚Д゚)ノひょえ~
もしマイクロスリープが運転中に起いたら・・・
時速60kmで走行中、4秒間意識が飛ぶと、車は70メートル近く暴走します!
気づけば大惨事!ってことになりかねません。
まとめ
いい覚醒を促すのはガムが効果的。
噛むと、脳を刺激します。
寝不足をなめてはいけません!
夜眠れないとか、朝起きられないとか、昼間眠たくて仕方がないとか、日常生活に様々な主張をきたすことから、問題視されている睡眠障害。
日本人の睡眠偏差値は、100カ国中最下位とも言われています。
成人の20%が慢性的な不眠状態にあります。
不眠症や過眠症は、ホルモン分泌や自律神経機能に影響を及ぼし、糖尿病や認知症やうつ病や高血圧や肥満など生活習慣病の大きな要因になります。
なんちゃってショートスリーパーで無理してると、寝不足になってしまいます。
睡眠を大事にしましょう。
