黄砂やPM2.5によって脳梗塞に!?その原因と予防法

気象庁のデータでは、ここ30年で黄砂の飛散が最も多いのは4月。

この時期はのどの痛みや咳に悩まされてる人も多いはず。

でもそれだけではないんです。怖い新事実が発覚!

新聞に「黄砂の濃度が高い日に、救急搬送が急増」という記事がありました。

ええ~!!!

長崎で2003年から2007年の5年間、3月から5月の春の季節に調査したところ

黄砂が多く飛散した日は循環器疾患の救急搬送が約20%増えました。

さらに、福岡での調査の結果黄砂が来た日は、ある種の脳梗塞が30%増える、ということがわかりました。一体、なぜなんでしょうか?

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黄砂とPM2.5や飛散すると脳梗塞が増えるのはなぜ?

コレステロールや中性脂肪が高くなって血液がドロドロになり血栓ができ、脳に詰まってしまうのが脳梗塞です。

特に脳梗塞予備群の人が黄砂を吸い込むと、当日や翌日に脳梗塞になりやすいことが分かりました。動脈硬化など、脳梗塞予備群の人は要注意です!

黄砂やPM2.5は口から入るのに、なぜ脳梗塞になるのかというと、PM2.5は非常に小さいものなので血管の中にまで入ってしまうからです。

どこから侵入するかというと、まず口から入りますよね。

そして肺に入り、肺の奥の肺胞にいきます。

肺胞には毛細血管があって、その毛細血管の中まで入ってしまいます。

毛細血管に入った物質は心臓へ行き、そこから全身に散らばり、脳まで到達。

大気汚染物質(黄砂やPM2.5)が脳の血管に詰まる。

もしくは、大気汚染物質によって脳の血管が炎症を起こす。

それが脳梗塞の最後の引き金になると考えられています。

脳梗塞にならないための予防法

黄砂が多く飛んでいる日はN95マスクの着用が理想的です。

さらに、適度な運動で血流を良くすることが大事!

外は黄砂がいっぱいなので、室内で出来る簡単な体操をご紹介します。

出来るだけ体の中の大きな筋肉を動かした方がいいので脚やお尻を鍛えます。

大きな筋肉を動かした方が全身の血流が良くなるからです。

『やり方』

1、大きく足を一歩出します。

腰をしっかり下ろして。

前の足のヒザの角度は90度!後ろの足のヒザも90度!

2、そして足を戻します。

目安は左右10回ずつ。かかる時間は2分ほどです。

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最後に

わずか数分やるだけで、汗が出てきます。

これはダイエットにもなりますね。

今日やったから、明日は大丈夫!というほど即効性があるわけではありません。脳梗塞を予防するには日頃から運動して血流を良くすることが重要です!

ぜひ動画を参考に、やってみてくださいね。