友人や知人の結婚祝い、出産・新築祝いなど、大人になればなるほど贈り物をする機会が増えますよね。
贈り物にもマナーはあります!
連想させる不吉な言葉などに注意して、贈り物を選ばなければいけません。
贈り物のNGとは
相手の立場になって、心や気持ちを形に表すものが贈り物です。
前もって相手が欲しい物をリサーチしておくことが基本。贈る相手の背景まで心配りすることがマナーです。
このことを踏まえて、贈り物のNGとは何だと思いますか?
意外なものなんですよね。
『ハンカチ』
ハンカチって値段も手頃で贈りやすいですけどね。
ハンカチは漢字で「手布(てぎれ)」と書くため、「縁が切れる」ことを連想してしまいます。
お葬式の香典返しなどではよく使われますが、これは「お別れ」の意味もあります。
ハンカチが「手布」と書くだなんて、知りませんでした。この意味を知らない人へハンカチを贈ったとしたら、使い勝手も良くて喜ばれるでしょうけど、もし知ってたら・・・気まずい(^^;
『靴下や靴』
目上の人へ贈るのはNGです。
靴下や靴を贈ることは、目上の肩を「踏みつける」という意味があるので失礼に当たります。
玄関マットなども目上の方に対しては避けた方が良いでしょう。
引っ越しをした人へは
引っ越しをした人への贈り物のNGはなんだと思いますか?
『赤いもの』
リンゴや赤い鍋など、赤いものは「火事」を連想するのでNGです。
『陶器や花瓶』
「割れる」「壊れる」を連想するので、陶器や花瓶も避けた方が良いです。
手土産でのNGは
目上の方には「筆記用具」はNGです。「もっと勉強してください」という意味が込められているので失礼に当たります。
作法としては、家にお呼ばれした時、玄関先で渡していいのは生花など水分があるもの。それ以外は、リビングに通されて挨拶が終わってから渡すのがマナーです。
入学祝いのNGは
「これからも勉強を頑張ってね!」という思いを伝えるのが入学祝い。なので、勉強をさまたげるようなゲームなどの娯楽品は控えましょう。
まとめ
気心の知れた友達への贈り物だったら、連想させる言葉とか気にすることなく選べますが、そうもいかない相手だと気をつけないと。
受験生には「落ちる」という言葉を言わないようにするとか、そういうのと同じですね。
ナイナイの岡村さんが、プライベートではスノボに何十年も行ってなかったんですって。スノボであっても「スベる」のは縁起が悪いから。でも、最近解禁したそうです(笑)