終活は50代くらいになったら、やればいいかな~なんて思いますけど。
SNSをしている人は30代でも終活してください。
またネットで副業、例えばFXをしてるとか、そういう人は20代だろうが終活しとかないと遺族を借金で苦しめることになる可能性が!
30代の終活のやり方
考えるべきことは二つ。
何を残して、何をこっそり処分するのか、です。
特に大事なのが「何を残すのか」について。
残すべきものというか、絶対に準備して置かなければならないものがあります。
- デジタル機器を起動させる際のパスワード
- ネット銀行や株など、金銭がらみのデータ
- SNSの利用状況やidなどのログイン情報
これらを紙に書いて、自分の死後、家族が分かる場所に保管すること。
なんでこれが大事なことなのか見ていきましょう。
fxをやってた本人が死亡した場合
ビジネスに関するデータやネット銀行の情報、株やfxなどのリスクを伴う商品の情報など、デジタル遺品を残したまま死んでしまうと、家族を悲しませるだけでなく金銭的な負担をかけてしまうこともあります。
Fxをされていたお父さんが交通事故で亡くなってしまった例。
亡くなってしまった時に、為替が大幅に変動してしまって、その取引で追加証拠金が発生。
この追加証拠金は1千万円を超えてしまいます。
そういった金額が突然遺族に降りかかってくるのです。
インターネット金融機関、特に証券会社のデータを残さなければ、リスク商品については遺族が借金を負うこともあるのです。
亡くなった人のアカウント
ネットで取引したりしてないし、関係無いって安心してませんか?
実は、ブログやSNSを利用している人もデジタル終活が必要なのです!
基本的にはSNSをしている人が亡くなったとしても、それを提供しているサービス側が、契約者の生死を確認することはありません。
基本的には、亡くなった人のアカウントはそのままネット上に放置されてしまいます。
これの何がまずいのか、分かりますか?
使っていないSNSのアカウントを放置していて、犯罪者に乗っ取られると、個人情報が流出したり、フィッシング詐欺などに利用されたりする危険性もあります。
SNSサービスの利用状況も含めてメモに残すことが大切。
本人が生前に準備しないで亡くなってしまうと、その全容を家族が把握するのは無理です。
本人の代わりに遺族が1つ残らず削除しようとしても、見落す可能性もあります。
どこのSNSを使っているのか分からないと出来ません。
それに、ログインの情報も遺族が分かるわけありません。
まとめ
再度、30代の終活でやっておかなければならない重要なことをまとめておきます。
「スマートフォンのパスワード」
「パソコンのパスワード」
「ネット口座、金融商品の口座番号」
「SNSのログイン情報」
これらをメモして、紙の預金通帳と実印と一緒に保管しておく。
これだけでもしておかないといけませんね。
「デジタル機器を起動させる際のパスワード」が分からないと、遺族はどうしようもありません。
