読みやすく書くためのポイント3つを意識するだけ。
人から字が読みにくいと言われたり、字が汚いと自覚している人も大丈夫!
字を習いに行かなくても、今のままの字で、読みやすく書くことが出来ます。
読みやすい字を書くコツ
日記帳とかノートとか、手書きした手紙とか、読みやすくするために大切なことは、字のうまい下手ではありません。
字の形を1個1個キレイにしようと考えてしまいがち。
重要なのは、全体のレイアウト。
クセを直さずに、読みやすい字は書けます!
ポイントは3つ
- ひらがなを漢字よりも小さく書く
- 言葉を途中で切らないように改行する
- 行間と、字の間をそろえる
1つ1つ詳しく見ていきましょう。
手紙を手書きしたいけど字が下手
ひらがなが小さい方が読みやすいんです。
街で目につく看板を見てみてください。
看板は、短時間で素早く情報を伝える必要があるため、漢字は大きく、ひらがなとカタカナを小さく書いてあります。
漢字と、ひらがなカタカナの大きな違いは、画数。
画数が少ないひらがなカタカナは、空白が多くて字の密度が低いですよね。
一方、漢字の方は画数が多くて字の密度が高く、ぎっちりと詰まった印象。
そうすると、ひらがなの方が膨張して漢字よりも大きく見えてしまいます。
そのため、ひらがなカタカナを小さくすればバランスが取れて、読みやすくなるんです。
それから、改行について。
改行の場所が悪いと、単語の意味がすぐに読み取れないと、目はまた前の行に戻って文字を読み直す作業が入ってしまいます。
例えば
「改行の場所が悪いと、」
を
「改行の場
所が悪いと、」
としてしまった時の目の動きの感じ、分かりましたかね?
「場所」を真ん中で切っちゃってると、次の行に移って「所」を見た時に、さっきの「場」にもう一度目を戻して、「ああ、場所って書いてるのね」となります。
これは読みにくいわけです。
「場」まで書いて、スペースがなくなってしまってやむを得ず改行・・・しないで!
無理矢理「所」を押し込むか、もしくはスペースがあまっても「場」は次の行に持っていくようにしましょう。
行間とか字の間のスペースも、詰まってしまわないようにゆとりを持たせること。
書き始めは良かったけど、後半になると書くスペースが足りなくなり、急にギチギチになったり。
そうならないように考えて書き始めてください(笑)
まとめ
自分の文字のクセは、小脳という部分にインプットされています。
その小脳というのは、例えば、泳ぎ方だったり、自転車の乗り方など、繰り返し行う行動をインプットしているところです。
ですから、長い時間かけていったん覚えたものというのは、なかなか消えません。
相当、注意深く書かないと、文字のクセって出てしまいます。
字が汚いのがコンプレックスで、メッセージカードに手書きするのが億劫だった人も、このポイントを気をつけるだけで、かなり違います。
- ひらがなの大きさ
- 改行
- 隙間
読みやすさは字の綺麗さではなく、全体のレイアウトなのです!