保育士不足はなぜ解消されないのか人数と給料について

保育士の数は多いという事実!

でも不足しているのはなぜ!?

それは保育士になりたいけど保育士としては働きたくないからだった・・・ (ノ_・。)しくしく

スポンサーリンク

保育士不足はなぜ起きるのか保育士の人数について

認可保育園に入れない待機児童は26081人いて、3年連続で増加しています。

保育園を増やそうにも、保育士がいないことには。

保育士が足りていないってのはよく聞きますが、保育士はいっぱいいるんです。

保育士の資格を持っている人は。

何人ぐらいいるのでしょう。

今現在の日本における保育士の状況について。

厚労省が試算する足りない保育士の数は新たに77000人。

現在、保育士の資格を持つ人は146万人います。

しかし、この146万人のうち、勤務していない人は80万人います。

保育士の資格を持っているのに働けないのか?働かないのか?

それぞれに事情があるんでしょうけれども。

でもその中で、47.5%を占めるのが賃金が希望と合わないからっていう理由なのです。

保育士不足はなぜ起きるのか給料について

保育士の賃金は低い状態のまま。

平均賃金は、額面21万円から22万円。

2007年から横ばいです。

下がってないのはいいんですけど、低い状態のまま、上がりもしないって、きついですね。

保育士の平均賃金は、全産業の平均より10万円から11万円低いです。

なんで保育士の給料が上がらないのか?

保育園だって、利益がないとやっていけません。

だけど、なかなか厳しいのです。

子供たちを預ける親たちが払う保育料が、保育園の収入。

その保育料=売上は固定で、コストも削れる余地が薄いです。

よって利益も頭打ちとなり、保育士の人たちの給料を上げられません。

保育料が固定?コストが削れないのってはなんで?ってことなんですが。

どういうことかと言うと、まず売上について。

固定されてしまうのは、貧富の差が出ないように一人当たりの保育への対価が決まっています。

公定価格というのは国が決めています。

施設型給付として補助金があり、利用者が負担する保育料があります。

分かりやすく、例えば保育料の公定価格が1万円だとして、利用者が負担するのが例えば2千円で、残り8千円は補助金として国が払ってくれるってことです。

だから、お金持ちの子の親からたくさんもらうということができません。

しかし、お父さんとお母さんが払っている保育料は、低所得世帯と高所得世帯では違います。

それによってあてがわれる補助金も変わってきます。

利用者が2千円払っていて補助金が8千円出てた先ほどの例ですが。

高所得者だと、2千円じゃなくて例えば4千円払わなくちゃいけないってことになります。

で、その時の補助金は6千円になります。

だって、保育料の1万円は固定されているから。

固定されている理由は、一人当たりの保育への対価が決まっているから。

低所得者と高所得者で払う金額は変わるけれど、保育園に入ってくるお金は、結局一緒。

スポンサーリンク

保育士の給料は安いまま

次に、コストについて。

コストも削れる余地が薄いというのは、なぜなんでしょうか。

それは、法的に保育士が見ることができる人数が決められているので、生産性を上げにくいのです。

他の商売で化粧品1個を売ったら例えば1万円もらえるとしましょう。

1人で10個売って10万円もらえてたら、20個売れば20万円もらえる。

その人の頑張り次第!ってことなんですけど。

保育士の場合は、それが無理、と。

1人で10個しか売っちゃだめって決められているようなものです。

20個売りたいのなら、もう1人雇って、2人で20個売ることにしなければならない。

2人で20万円なら、1人で10個売ってるのと変わらないっていう・・・。

解決策は、1個の値段を上げるしかありません。

1個1万円じゃなく1個2万円なら、変わりなく1人で10個売っても、20万円になりますから。

つまり、保育士の給料を上げるためには、利用者がもっとお金を払うこと。

あとは、補助金を増やしてもらうこと。

こういうことになってきます。

それが難しいから、2007年からずっと平均賃金が横ばいなんですね~。