暑がりで汗かきな人でも冷え性になる。冷え性は女性だけでなく男性も増えてきている。前回は隠れ冷え性について取り上げました。
前回の記事→男性でも増えている隠れ冷え性とは
今回は、その隠れ冷え性の改善方法をご紹介します。
「筋肉を鍛える」「体を温める」
大きな筋肉を鍛えていく方が効率が良いです。
一番いい方法はスクワット!
ポイント①手は胸元に。
ポイント②ひざ先がつま先より前に出ないこと。
ポイント③朝夕 自分のペースで続ける。
ポイント④後ろに倒れそうになる人は壁を利用。
薬膳の観点から体を温めるレシピをご紹介します。体を温める食材というのは2種類あるんです。
- 体の表面を温める食材→しょうが、唐辛子など
- お腹の中を温める食材→あじ、まぐろ、南瓜、にんにく、黒酢など
冷え性対策としては内臓を温めることが大事。なので内臓を温める食材を使ったレシピがオススメです。
あじと南瓜の黒酢入り南蛮(4人分)
『材料』
- あじ・・・3尾
- 南瓜・・・200g
- 赤、黄パプリカ・・・各1/2個
- ピーマン・・・1個
- 玉ねぎ・・・1/2個
- 片栗粉・・・大さじ2
- 塩、こしょう・・・少々
- レモン・・・1/2個
『漬け汁』
- 酢・・・60cc
- 黒酢・・・大さじ2
- 黒砂糖・・・大さじ2
- 鷹の爪・・・1本
- 塩・・・少々
『作り方』
- 玉ねぎ、ピーマンをスライスします。玉ねぎは繊維を切るようにスライスしてください。
- 漬け汁に玉ねぎ、ピーマン、レモンを生のまま加えておきます。
- 南瓜は5mm幅、パプリカは乱切りにします。野菜の中でも一番お腹を温めてくれるのは南瓜!
- あじは一口大に切り、塩コショウをふり、片栗粉をまぶします。
- 南瓜、パプリカ、あじを180℃の油で揚げます。
- それを漬け汁で和え、完成。
内臓を温めると言われている食材がたっぷりですね!
まぐろのカルパッチョ
『材料』
- まぐろ・・・1さく
- パセリ・・・大さじ1
- 赤、黄パプリカ・・・各大さじ3
- しょうが・・・大さじ1
- 玉ねぎ・・・大さじ3
- 黒こしょう・・・適量
- 塩・・・適量
- オリーブオイル・・・適量
- レモン汁・・・適量
『作り方』
- 玉ねぎ、パプリカ、しょうがをみじん切りにします。
- ボールに1とパセリを入れ、混ぜ合わせます。
- 薄切りにしたまぐろを皿に並べ、そのまぐろの上に2を盛ります。
- 塩、黒こしょう、オリーブオイル、レモン汁を回しかけ、完成。
涼しげな料理なんですが、胃腸を温める魚の代表まぐろを使っています。内臓を温める料理は肌にも良いんですよ♪
まとめ
運動と食事で薬味としてしょうがやニンニクはよく使います。
しょうがは身体を温める食材なのは知っていましたが、体の表面を温めるんですね。
お腹の中を温める食材はにんにく。
夏でもクーラーでお腹が冷えますし、夏バテで元気が無くなりがち。にんにくは積極的に料理に使っていきたい食材!
隠れ冷え性は、運動と食事で体の中から解消しましょう!!