冬服をしまう前の洗い方や干し方、収納のコツをご紹介します。
そろそろ冬物の厚手の服や布団を片付ける時期が来ました。
また次の冬の季節に使えるようにしたいですよね。
しばらく、しまいっぱなしになるわけですからちゃんと洗って、きちんと干してから、収納しましょう。
冬服「セーターなどニット類」の収納
セーターはどうやって洗ったり干したりしたらいいのでしょうか。
『洗い方のコツ』
まずは「手洗い」できるか取扱い表示を確認します。
洗濯機の「手洗いモード」で洗うか、実際に手洗いで、優しく押し洗いしてください。
水温は30℃以下で。色落ちや縮みを防ぐためです。
『干し方のコツ』
ハンガーにつるすと伸びるので厳禁!
浴槽のフタなど平らなものの上にバスタオルを敷き、衣類を寝かせた状態に平らに干すのがおすすめです。
『収納のコツ』
たたむ時は、シワにならないようにします。
たたんだ服を立てた状態で収納ケースにしまうとスペースの無駄がありませんし、来年も出しやすくなります。
防虫剤は一番上に置くこと。成分は下に向かいます。
冬服「ダウンジャケット」の収納
続いては、ダウンジャケットです。
『洗い方のコツ』
取扱い表示を確認して、手洗い可能なら洗面台の洗面ボウルや洗濯機の洗濯槽に、衣類が浸かるくらいの水(30℃以下)を張ります。
おしゃれ着用の中性洗剤を入れて、手のひらで優しく押し洗いしてください。
軽く洗濯機で脱水したら、水を張って今度は押しすすぎをします。すすぎは2回行いましょう。
『干し方のコツ』
ダウンジャケットの中の羽毛がかたよるのを防ぐために、ジャケットの肩や裾を持って軽く振って形を整えます。
ハンガーにかけて、風通しのいい場所で2日~3日かけてゆっくり陰干しを。
『収納のコツ』
やっぱり立て置きが便利です。
クリーニングに出した時は、ビニールを取ってハンガーを外し、通気を良くしてからたたみましょう。
冬用「ふとん」の収納
次はふとんです。
『洗い方』
家庭で洗えるものはほとんどないので、クリーニングに出してください。
『干し方のコツ』
干す時間帯は、湿気の少ない午前10時~午後3時頃にまで。
片面を1時間~2時間ほど干した後、ひっくり返して、もう片面を干してください。
「たたき」はおすすめしません。ふとんの中綿や羽毛、外側の生地を傷めてしまうからです。軽く手ではたくくらいにしましょう。
『収納のコツ』
圧縮袋であまりペチャンコにし過ぎると、次に使う時にふくらみが弱くなることもあります。
通気性を保つためには、ビニール袋に入れてしまうのも良くありません。
ビニール袋ではなくて、100円ショップなどでも売っているほつれにくい不織布の収納袋に入れましょう。
冬用「毛布」の収納
毛布の場合です。
『洗い方のコツ』
取扱い表示を確認のうえ、洗濯機の「大物洗い」や「毛布洗い」モードで洗濯してください。
『収納のコツ』
ふとんと同じです。
まとめ
冬用の服や布団というのは、使われてる素材が扱いづらいですよね。
着てる分には、あたたかくていいんですけど、洗濯したり、干したりっていう時には、気を遣わなきゃいけない・・・。
面倒でも、しまう時に丁寧に扱うことで、次の冬に取り出した時も、問題なく着れますので参考にしてみてくださいね。