脳卒中の原因は塩分の摂り過ぎ!?食塩不使用の調味料とダシを使おう

冬は寒さから血圧が上がりやすく、屋内と屋外などの温度差による急激な血圧の変動「ヒートショック」で脳の血管に負担がかかり、脳卒中のリスクが高まります。

(ヒートショックについてはヒートショックを起こしやすい人とは?をご覧ください)

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脳卒中とは

脳卒中は、血管が破れたり詰まるなどして、脳に血液が届かなくなり、脳細胞が壊死する病気の総称です。

脳卒中の7割を占めるのが、脳の血管が詰まる脳梗塞といわれています。脳卒中には前触れの発作がある場合があります。

前触れチェック

以下の項目に1つでもあてはまる場合はすぐに病院に行って下さい。

『顔の片側が下がる』

左右の口角を上げて、うまく笑顔が作れますか?作れない場合は顔の麻痺が起こっている可能性があります。

『片方の腕が脱力し、だらんとしている』

「前にならえ」のポーズをして目を閉じ、両腕の高さを5秒キープできますか?すごい簡単なことですが、もしできなかった場合は腕の麻痺が考えられます。

『言葉が出てこない、ろれつが回らない』

例えば「太郎が花子にリンゴをあげた」などの短い文をいつも通りに話せますか?言いにくい早口言葉でも何でもない文なのに、うまく言えないのは言葉の障害が起きているからです。

1つでも当てはまったら、その症状が発症した時刻を確認し、すぐ救急車を!

脳卒中の引き金

日本は先進国の中でも脳卒中の引き金となる高血圧の人が多いんです。高血圧の原因の1つが塩分の摂り過ぎ。よく言われることですよね。

『日本人は1日の食塩の摂取量が多い』

WHOの2013年ガイドラインでは、食塩の摂取量は1日5g未満を推奨。しかし、日本の成人の摂取量は、平均で10.4gなのです。2倍ですよ!摂り過ぎ!!

肉食が多い西洋人の場合は、肉そのものに旨味成分がついてるので、そんなに塩味をつけなくても充分おいしく食べられるんですよね。

といっても、本来日本食はダシを上手に使って味付けをしていました。ダシには旨味成分が多く含まれているので塩分を減らして料理することが出来ます。

ダシの簡単な取り方は昆布水の作り方をご覧ください。

そしてなんと、食塩不使用の調味料もあります。

普通のケチャップにどれくらい食塩が入ってるのって知らないですよね。

味付けとしてガンガン調味料を使っていると塩分が多くなりがちですが、食塩を使わず作ってある調味料だったら、分からないうちに料理に塩分をたくさん入れてしまうことを防げていいですよね。

味付けを塩分に頼るのではなく、旨味成分を利用しましょう。

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まとめ

ダシの旨味を感じることが出来ますか?濃い味に慣れてると、ダシの旨味を感じられなくなります。

濃い味付けのおかずだと白いごはんがおいしく食べられるので好きなのですが、やっぱりそれだと1日の塩分摂取量が大変なことになっちゃうんですよね。

せっかく日本にはダシというものがあるわけだから利用しない手はない!

昆布水をご紹介した記事もぜひ参考にしてくださいね。