思った以上に、そこらへんにサイコパスはゴロゴロいるんです。
なんかこの人、冷たいなとか、自分勝手だな、と感じてて、性格を直してほしいなって思ってたけど。
性格がどうこうじゃなくて、そういう人は、脳の働きに問題があったんです。
サイコパスの見分け方
サイコパスに欠けているものがあります。
「恐怖心がない」
サイコパスの脳は偏桃体の働きが鈍いです。
偏桃体は、恐怖や不安を感じた時に反応して、身の危険が迫っていることを知らせる機能を持ちます。
そのため、サイコパスは恐怖心が薄いです。
車の高速運転やジェットコースター、スカイダイビングをすることに興味があるなど、スリルを味わうのが好きな人は、サイコパスかも。
また、仕事の失敗に対する恐怖が薄いため、決断に迷いがありません。
だから一瞬で大金を動かす金融トレーダーに多いと言われています。
「共感がない」
人は相手が味わう痛みなどを、共感して自分のことのように感じます。
だから、相手の嫌がることを避けるもの。
しかしサイコパスの脳は、「共感」を司る部分の働きが鈍いです。
そのため、相手の痛みや気持ちを想像することができません。
だから、他の人々がプレッシャーでつぶれそうになっていても、落ち着いている人は、サイコパスかも。
そして人の手柄を横取りしても、なんの罪悪感もありません。
自分の欲しいものを手に入れるためには他人を踏み台にしてもかまわないと思っています。
それは人間相手だけではありません。動物が傷ついたり痛がったりしていても全く気にならないのです。
「良心がない」
良心や道徳心を司る脳の内側前頭前皮質の働きも鈍いです。
自分の行動の善悪を、自らに問いかけるのが苦手なため、自分は何も悪くないと思っています。
だから、なんでも他人のせいにしてしまいがちな人は、サイコパスかも。
もし私が誰かをだますことに成功したら、それは騙される側の責任だって考えています。
また、ルールは守るものという意識が薄いです。
事前に計画はほとんどしなくて行き当たりばったりだったら、その人はサイコパスかもしれません。
「懲りることがない」
恐怖、良心、共感、この3つの結びつきが弱いです。
そのため、罰を受けても、それが自分の行動が原因だとは理解できないし、次からはやめようと考えることがありません。
何をしたら怒られるのか分からないので、より楽しい予定が入った場合、以前からの約束をキャンセルしても構わないと思ってます。
でも、サイコパスだって、人に怒られたくはないわけで。
怒った人の機嫌を取ることなど、サイコパスは口がうまいのが特徴です。
そんな感じで、浮気はばれないと信じ込んでいるし、他人を意のままに操る自信もあります。
サイコパスの特徴
サイコパスの人が考えていることをまとめてみました。
- 事前に計画はほとんどしない、行き当たりばったりタイプ
- ばれなければパートナー以外の人と浮気してもかまわない
- より楽しい予定が入った場合、以前からの約束をキャンセルしても構わない
- 動物が傷ついたり痛がったりしていても全く気にならない
- 車の高速運転やジェットコースター、スカイダイビングをすることに興味がある
- 自分の欲しいものを手に入れるためには他人を踏み台にしてもかまわない
- 私は非常に説得力がある。ほかの人々に自分が望むことをさせる才能がある
- 決断を下すのがとても早く、危険な仕事に向いている
- 他の人々がプレッシャーでつぶれそうになっていても、自分は落ち着いていられる
- もし私が誰かをだますことにせいこうしたら、 それは騙される側の責任である
- 物事が間違った方向に行く場合、その多くは自分ではなく他人のせいだ
このような考え方をしていると、サイコパスである可能性が高いです。
まとめ
人類初の月面着陸を成し遂げたアームストロング船長や、コンピューター界に革命を起こしたスティーブンジョブズもサイコパスじゃないかと言われています。
成功者の5人に1人の割合で、社会全体だと100人に1人から25人に1人がサイコパスらしいです。
ごく一部の限られた人間ではなく、その辺にいるってことですね。
弁護士や政治家、企業の経営者など、社会的成功者に多いサイコパス。
失敗を恐れずに挑戦できるわけですし、決断が速いし、口がうまい。
特徴を見ると、成功するのも頷けます。
仕事で成功しそうって思いますね(笑)