暑い日の胃もたれは夏バテの症状だから胃薬を飲んでも治らない!?

夏に胃もたれで苦しい時、胃酸を抑える薬を安易に飲んでしまうのは逆効果になることがあるんです。

胃腸の健康というのは勘違いされている部分も多いです。

「胃薬飲めば夏バテする」ですよ。

風が吹けば桶屋が儲かる、的な感じで。

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暑い日の胃もたれについて

胃腸の働きは、副交感神経が支配しています。

交感神経が優位になると、胃の働きが鈍くなります。

そうすると胃もたれが起こるのです。

自律神経というのは消化吸収機能、つまり胃腸にものすごく関係しているということ。

なぜ暑い日に、交感神経が優位になってしまって胃もたれが起こるのか?

自律神経には活動している時に働く交感神経と、休んでいる時に働く副交感神経があります。

暑い日に外にいて、そこから急に冷えた室内に入る。これはかなり不自然な状態ですよね。

暑い場所から寒い場所に移動する。この急激な温度変化によって、自律神経を乱してしまうのです。

何度も暑いのと寒いのを繰り返すことになって、神経が興奮し、交感神経が優位になります。

で、 胃の働きが鈍くなって胃もたれに。

夏バテの症状である胃もたれを解消する方法

解消のための大きなポイントは、胃酸。

胃は、自分の粘膜が消化されてしまわないようにムチンという成分で、胃の粘膜を保護しています。

ところがストレスなどで胃の粘膜が弱くなると、その部分を胃酸が傷つけてしまい、炎症や潰瘍を起こしてしまいます。

じゃあ 胃酸 は少ない方がいいのか ?

そう思ってしまいますが、胃酸が少なくなってしまうと大変です。

まず初期消化をするのは 胃酸 だからです。

タンパク質の消化などには 胃酸 は絶対に欠かせないもの。

胃酸がしっかり出ないと胃の不調は悪化してしまいます。

日本人は欧米人に比べるとかなり胃酸分泌が少ない民族。

それなのに、薬でさらに胃酸を抑えてしまうとトラブルにつながるケースも。

薬局で胃酸過多の薬はあっても胃酸を増やす薬は見かけません。

そうは言っても、胃酸を抑えないといけないケースももちろんあります。

ただみんながみんな、胃酸を抑えれば良いと言うのはちょっと違います。

胃酸 は消化の役割以外にも、胃に入った雑菌を殺してくれるという働きもあります。

胃の調子が悪いからといって常に胃酸を抑える薬を対応すると逆効果にもなるということ。

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まとめ

夏の暑い日に胃が痛いとか吐き気がするとか胸焼けするとかは、夏バテからくるものだということが分かりました。

だから、胃薬だと治らないのです。

夏バテを解消することが、胃の不快感を解消することにつながります。

夏バテというのは、なんとなく体が重くてだるい、食欲が出ない、とかだけかなって思ってましたけど、胃腸とがっつり関係していたとは!

原因は意外なところに潜んでいるんですね。

夏バテについては、こちらもどうぞ。

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暑いところから寒いところへの温度差とかが体に負担となり、夏バテになるってのはなんとなく知っていましたけど。

胃薬で、胃酸を抑えることが、夏バテともつながっていくことがありえる、と。

胃薬飲めば夏バテする。

つながってなさそうだけど、つながってる。

気を付けましょう。