取引先の社長と会食があって、その時何を話せばいいか困っている。
仕事の話なら出来るけど、そうじゃなくて雑談をしなければならない。
困りすぎて、滝汗、みたいな。
そんな時に助けとなる会話術です。
取引先の社長と会話する時
営業の時に、いきなり商談に入るんじゃなくて、アイドリング的に雑談から始めたい時。
よくする天気の話とかに、会話を続かせる工夫を施した会話術はこれをご覧ください。

取引先の社長以外にも、上司とか、先輩とか、年配の人とか、専務とか、恋人の親とか。
あんまり仲良くない人、しかも目上の人だったら、気を使うし無難な話題も思いつかないし、沈黙もつらい。
とにかく気楽に話せない人たちとは、どんなことを話せばいいのか。
そんな時に使えます。
社長との会話で話題を見つける方法
アイドリング的な雑談じゃなくて、もっと長時間、話さなければならない機会が訪れたら・・・。
例えば、大事な契約をとるため、先方の社長を接待。
この時は、いかに相手の心をつかむかが大きなポイントとなりますよね。
まず、大事なことを押さえておいてください。
「質問を一般論ではなく、その人自身に向けること」
これが効果的で、そこから会話が広がるのです。
「景気はどうですかね~?」という一般論をしてしまったら、こうなります。
「あまり良くないですね~。」「まあ、どこも同じですよね・・・」・・・・特に話しが広がらず、沈黙。
それを打開します!
相手に興味を示すパーソナルアプローチの会話の例。
「あの、○○って聞いたんですけど、どういうものなんですか?」
いち早く相手の得意分野に斬り込めば、話が広がります。
しかもその人のパーソナルな部分を知ることができるのです。
人が最も話しやすいのは自分のこと。
それを簡単に聞き出すのが、この質問の仕方なのです!
飲み会が盛り上がる会話のコツ
相手が、歴史好きの人だとしましょう。
「歴史がお好きなんですね。」と言ったら、相手がブワーっと歴史の話題で語りだしたとします。
そして、こっちに話しをふってきました。
「歴史に興味ある?幕末で誰が好き?」と。
えええ~(滝汗)歴史上の人物が全然浮かばない。ってか、歴史に興味無ぇ~。
そう思ってても、言えるわけない。
で、ついつい知ったかぶりをしてしまいませんか?
これは、大変です。
絶対やってはいけないのが「知ったかぶり」だからです。
なぜなら、必ずボロが出るから。
どうしたら良かったのか、会話例です。
「歴史に興味ある?」
「実は苦手なんです。ぜひ教えてください。」
これ!
一番大事な事は自分が知識がないことをさらけ出す。
正直に言うことです。
さらに、「どういうことですか?」という質問のあと、「詳しく聞かせてください。」と付け足す。
こう言われると話してる方は、自分の話が面白いんだと思い込み始めます。
自尊心がくすぐられ、より饒舌になります。
社長が機嫌よく話しててくれたら、こちらとしてはラクですからね(笑)
まとめ
しかし一方的に話を聞くだけでは会話とは言えません。
オウム返しのテクニックを使いましょう。
これは、相手の言葉尻を、ただそのまま質問するだけの簡単な方法です。
会話にテンポが出て話す方が気持ちよくなります。
このときメモを取ればより効果的。
話す側にちゃんと聞いているという姿勢が強く伝わります。
しかも相手の目を見る必要がなくなり、会話が苦にならなくなります。
ただ、オウム返しは3回繰り返すと相手をバカにしたみたいに取られてしまいます。
注意が必要な手です(笑)
