サラダから食べ始めると太る!?
太りにくい食事の仕方は、野菜を先に食べればいいというわけではありません。
理由を知り、食べ方を改善するだけで、もっと楽にダイエット出来ます!
食べても太らない人になりたいなら
まずはベジファーストで、サラダから食べていませんか?
よくあるレタスときゅうりとコーンのサラダ。
こんなサラダでは意味がありません。
ベジファーストとは、まずサラダを食べ、その後に食べる糖質の吸収をゆっくりにしようとするもの。
しかし、効果があるのは食物繊維の豊富な野菜のみ。
付け合せのサラダに使われているレタスやキャベツやきゅうりは、食物繊維量が非常に少ないです。
一般的にサラダで使われるおなじみの野菜って、どれも食物繊維量は少ないうんですよ。
食物繊維が多いのは、パプリカやブロッコリーや海藻やきのこなど。
こういう食物繊維が多いものを最初に食べないと、ベジファーストの意味がありません。
また、ダイエット中だからといって、サラダを食べる時にドレッシングもノンオイルでヘルシーなものを選んでいませんか?
空腹時に食べると、ドレッシングに含まれる糖質をダイレクトに吸収してしまいます。
それだと、血糖値が急上昇します。
あるものを先に食べることで、血糖値が上がるのを防ぎます。
そのあるものとは、チーズ!
チーズに含まれるタンパク質と脂肪が先に胃に入ると、糖質の吸収を穏やかにすることができ、血糖値を上げにくく出来ます。
つまりこれは、糖質を減らすのではなく、何かを足すという考え方。
ドレッシングをやめるのではなく、チーズを食べる(足す)ことで太りにくくしようってことです。
それが、ほんとうの意味での正しい糖質ダイエット。
食物繊維が少ないサラダを先に食べても意味がない。
じゃあ何から食べればいいのでしょうか。
太りにくい食べ方と順番について
それは、肉!
肉から手を付けましょう!
肉や魚といった脂やタンパク質を含んだおかずから先に食べ、最後に炭水化物を摂る方が太りにくいんです。
肉を最初に食べると良いというのも、タンパク質や脂の消化吸収に時間がかかり、糖質の吸収が穏やかになるからです。
おかずとごはんをまんべんなく食べなさいと、子供の時に言われた人も多いはず。
それは成長期の子供にはいいんです。
太りにくい人になりたい大人の場合は、おかずの後にご飯が鉄則です!
太りにくい食べ方のまとめ
通常、糖質を摂取すると、血液中のブドウ糖が増えて血糖値が上がります。
その後、インシュリンの働きで、エネルギーとして消費されて下降していきます。
しかし、空腹時にいきなり糖質を摂取すると、糖質が一気に吸収されて血糖値が急上昇。
その時、血液中で糖をエネルギーに変えているインスリンは、消費しきれない余分な糖を中性脂肪に変えて、体に蓄えるんです。
だから、太ります。
食べ方によって、血糖値の上がり方は変わってきます。
糖質が一気に吸収されて血糖値が急上昇させなければ、太りにくいのです。
食物繊維が豊富な野菜を先に食べたり、タンパク質や脂の多い肉を食べ、消化に時間が掛かるようにすること。
そうすれば、同じ量の糖質を摂っても、太らずに済みます。


