ストレスで食べるのが止まらないとか、お菓子などの甘いものを食べまくってストレス解消したりすることがありますよね。
どうして甘いものを食べるとストレス解消になるのでしょうか?
甘いもの食べたくなる原因と辞める方法についてです。
ストレスでのやけ食いをやめる方法
セロトニンの分泌量がポイントになります。
特に女性は、男性に比べて脳内のセロトニン合成量が少なくなっています。
そのため、女性はストレス状態に置かれると、セロトニンの減少の度合いが大きくなり、情緒不安定になりやすいです。
情緒不安定になると、ささいなことでもストレスになります。
で、そのストレスが、さらにセロトニンを減らし、情緒不安定になって、もっともっとささいなことでもストレスを感じ・・・エンドレス・・・
ストレスを減らせればいいんですけど、簡単にはいきません。
だったら、ささいなことをストレスにしてしまわないために、情緒不安定を解消すること。
つまり、情緒を安定させるセロトニンの分泌量を増やせばいいのです。
セロトニンは、運動などにによって分泌を高めることが可能。
精神的な原因によって食欲が高まったときには、有酸素運動をしましょう。
セロトニンを分泌させやすい運動が有酸素運動だからです。
精神的なことと、食欲に一体どんな関係があるのでしょうか。
甘いものが食べたくなる原因
甘いものや肉類を食べると、一時的にセロトニンの分泌量が増え、気持ちが落ち着きます。
だから、食べたくなるのです。
ストレスは、身体にとって本来は危機的なもの。
ストレスから脱するために、身体は、すぐにエネルギーにできるブドウ糖を血液中に急激に増やします。
筋肉や肝臓には、ブドウ糖が多く結合したグリコーゲンとして蓄えられていて、多くのブドウ糖が必要になったときには、筋肉や肝臓のグリコーゲンを分解して血液中に放出して血糖値を上昇させています。
血糖値はダイエットと密接な関係があります。
詳しくはこちらをご覧ください。

そんな血糖値に影響を与えるのは、食事の内容よりも精神的ストレスの方であり、ストレスが解消できない人は特に血糖値への注意が必要だと考えられています。
ストレスがかかると、脳のブドウ糖消費量が増え、さらにブドウ糖が多く含まれる甘いものへの欲求が高まっていくようになります。
これによって、食べてストレスを解消するようになっていくのです。
つまり、食欲は精神状態に左右されやすいってことです。
特に女性
女性は男性よりセロトニンが少ないです。
しかも月経前の時期に、神経伝達組織でのセロトニンの受け取りが阻害されます。
だから生理前に情緒不安定になってイライラしやすくなるのです。
ストレスを感じると、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が不足します。
すると、ブドウ糖を補うために食欲が増進。
甘いものへの欲求が高まりやすくなります。
有酸素運動をして、セロトニンを増やしましょう。

