貧血ではなさそうだけど、めまいがする。
それに、気持ち悪い。なんか、車に酔った時みたいな。吐き気もあるし。
ちょっと思い返してみてください。
それは季節の変わり目だったり、雨が降る前だったりしませんか?
季節の変わり目のめまいの対策について
「酔い止め」が予防になります。
多くの酔い止めには、リンパ液の動きをおとなしくする成分が含まれています。
「ジフェニドール」という成分がポイント。
酔い止めは、ジフェニドールが入っているものを選びましょう。
季節の変わり目のめまいや吐き気や気持ち悪いという症状に、なぜ酔い止めが効果的なのか?
それはですね・・・
季節の変わり目のめまいや吐き気の原因について
耳の奥にある「内耳」は、リンパ液という液体で満たされています。
役割は、身体の傾きを感知すること。
身体が傾くと、耳の中でリンパ液も傾きます。
身体の傾きに合わせて、内耳の中のリンパ液が流れるんですよ。
そのリンパ液の流れが、脳に伝わることで、私たちは「身体が傾いている」と認識しているのです。
しかし、このリンパ液は、気候とか天気に影響を受けます。
正しくは、気候や天気での「気圧の変化」に。
雨が降る前は、高気圧から低気圧に変わり、どんどん気圧が下がり出します。
この変化を耳がキャッチ。
外からの大気の圧力が弱まることで、耳の中から外へ、押し出そうとする力が強くなります。
すると、リンパ液の入っている内耳が膨張。
リンパ液が激しく波打ち始めます。
そのリンパ液の情報を受け取った脳は・・・
「リンパ液がパシャパシャしてる!身体が傾いているのかな・・・あれ?全然傾いてない。どういうこと?」
リンパ液からの情報は「傾いている」
目からの情報は「傾いていない」
正しいのがどっちなのか分からなくて、脳は大混乱。
酔ったような状態に。
脳のパニックが、めまいや吐き気を引き起こしていたのです。
まとめ
季節の変わり目にめまいがしたり頭が痛くなって、頭痛薬を飲む人もいるでしょう。
けれど、原因が脳のパニックだったら、頭痛薬よりも酔い止めの方が、ピンポイントに内耳に作用するため、身体の負担も少ないです。
その時飲む酔い止めには、リンパ液の流れや、内耳の興奮を抑える成分が入っていなければいけません。
その成分が、ジフェニドール。
ですから、季節の変わり目のめまいや吐き気の予防として飲む酔い止めには、ジフェニドールという成分が入っているかどうか確認しましょう。