ダイエットといえば、空腹に耐えることだと思いますよね。
ところが、食べて痩せる方法があるんです。
その逆で、太ってしまう食べ方もあります。
餅は太らない!
正月の定番料理、何が太る原因だと思いますか?
餅が原因だと考える人が多いです。
3食、餅だけを食べて3日間生活したら、どれくらい太ってしまうのか。
1食で、餅を6個食べます。
結構な量ですけど、餅だけでお腹をいっぱいにするわけですから、ペロっといっちゃいます。
餅をたらふく食べて3日間過ごしたところ・・・
太ったのは、1kg。
思ったより増えなかったです。
餅以外に、正月太りの原因となるのが、糖分の高いおせち料理。
太る食べ方
食後は満腹感があります。
だけど、すぐお腹が空いて食べたくなるってこと、ありませんか?
ポイントは、血糖値。
食べ始めるとすぐに血糖値が上昇。
餅はご飯と比べて1gあたりの炭水化物の量が多いため、血糖値が上がりやすいです。
血糖値が急激に上がると、血糖値を下げようとインスリンが大量に分泌。
結果、血糖値が下がりすぎてしまい、空腹を感じます。
血糖値が上がって、インスリンがたくさん出て、血糖値が下がると、血液の中の糖が中性脂肪に合成されて脂肪になってしまいます。
餅だけでは短期間に急激に太ることはありません。
しかし、餅を食べることでインスリンを出て、中性脂肪が合成される・・・という、脂肪を溜め込みやすい流れを作り出すってことです。
「血糖値を急激に上げる食べ物を食べること」が太る食べ方なのです。
体重を減らす食事
インスリンが大量に出て、一気に血糖値が下がる状態が太りやすいわけなので、そうしなければいいのです。
つまり、血糖値を上昇させない食事をする。
食事で血糖値が緩やかに上がる、上がってもそんなに上がらない、もしくは血糖値に変化無し、という食事を続けると、脳は少ない食事量でも満腹だと感じるようになります。
空腹を感じずに済むので、つらくないんです。
しかも、血糖値に変化が少ないということは、インスリンが大量に分泌されることもなく、中性脂肪が合成されにくいってこと。
太りにくいのです。
血糖値を上げない食事を続けると、いつしか、むしろ食べるのがしんどくなるくらいに。
だらだら食べるってことが出来ません。
なぜなら、満腹感が続くから。
カロリーの計算も大事。
しかし、それ以上に、血糖値を気にした食事作りが、ダイエットに効果的なのです。