内臓脂肪は急に増えてしまいます。
ということは、内臓脂肪を落とすことは簡単なのです。
食べ物や簡単な運動ですぐ減らすことが可能!
内臓脂肪を減らす方法
内臓脂肪を減らす運動はこれ。
『心拍数が120になるスピードでウォーキングする。1日30分。』
ノルアドレナリンが出る運動をすることがポイントなのです。
なんでノルアドレナリン?
それは、脂肪分解スイッチを入れるためです。
詳しく見ていきましょう。
内臓脂肪は腹筋や断食やサプリを飲まなくても簡単に落とすことが出来る
内臓脂肪は、思ったよりも簡単に増えてしまいます。
ラーメンとかケーキを食べて、ゴロゴロする。
そんなダラダラ生活を3日続けただけで、一気に内臓脂肪が貯まります。
お相撲さんは見た目、太っていますよね。
だけど、内臓脂肪は少ないんです。
その理由は、体内で作られるホルモンにあります。
人間が運動すると、ある種の興奮状態になり、ドキドキしたり汗をかいたりします。
これは神経の末端からノルアドレナリンというホルモンが出ているからなんです。
このノルアドレナリンが、脂肪細胞の表面にあるβ3アドレナリン受容体という受け皿にくっつくと、脂肪分解のスイッチが入り、脂肪の分解が始まります。
お相撲さんは稽古でいっぱい運動をしてますから、皮下脂肪は貯まっても内臓脂肪が貯まらないのです。
内臓脂肪は皮下脂肪に比べ、アドレナリン受容体が3倍あるからです。
つまり、内臓脂肪の方が、脂肪を分解するスイッチが3倍多いということ。
内臓脂肪を減らしたいなら、ノルアドレナリンを出せばいいのです!
内臓脂肪を落とす食べ物
ノルアドレナリンを出す食べ物はこの5つ。
- コーヒー
- グレープフルーツ
- コショウ
- にんにく
- 唐辛子
意識しなくても、普段から摂取しているものばかりですね。
内臓脂肪について
胃や腸などの臓器に付くのが内臓脂肪です。
内臓脂肪が増えると、糖尿病や高脂血症や高血圧を起こしやすくなります。
最終的には、心筋梗塞や脳梗塞など、怖い病気につながります。
同じような体格でも、内臓脂肪の量は全然違うってことが十分ありえます。
見た目が細い人も、実は内臓脂肪がたっぷり。
外からは分からない、隠れ肥満が多いのです。
内臓脂肪を貯めやすい人、貯めにくい人がいます。
内臓脂肪はエネルギー不足の時の補給源。
皮下脂肪は妊娠や出産など、長期間に必要なエネルギーを貯蔵。
だから女性は内臓脂肪よりも皮下脂肪を貯めやすいです。
腸は身体の中で動かないように、腸間膜という膜で固定されています。
この腸間膜に貯まるのが、内臓脂肪なんです。
腸間膜は、腸から肝臓につながっていて、その中には無数の血管が通っています。
内臓脂肪は、その血管の周囲にも貯まるんです。
なんでこの内臓脂肪が、悪者扱いされてしまっているのでしょうか?
それは、内臓脂肪が著しく増えると、脂肪細胞が身体に悪さをするホルモンを出してしまうから。
内臓脂肪は腸から肝臓へとつながる血管の通り道に貯まります。
脂肪から出た、その悪いホルモンは肝臓を直撃し、全身へと運ばれます。
このホルモンが、糖尿病とかの病気を引き起こすのです。
ですから、内臓脂肪は極力減らしましょうってことです。