頭がズキズキ痛いとか、表現の仕方はいろいろありますが、脈を打つのと同じ感じで痛い場合。
それは、片頭痛です。
痛みだす引き金はいろいろあります。
詳しく見ていきましょう。
片頭痛の解消法
痛みが起こるきっかけは様々な片頭痛なんですけれども、先に解消法について。
片頭痛は、脳が敏感になって血管が拡張していますので、運動とか入浴は、かえって悪化させます。
片頭痛の解消法は温めずに、冷やすことです。
それから、片頭痛のきっかけを特定し、避けること。
片頭痛って、急になるイメージがありますよね。
さっきまで普通に過ごしていたのに、あれ?頭が痛くなってきた、みたいな。
片頭痛は、前触れで、チカチカした光が見えることもあります。
片頭痛の原因について
片頭痛の原因は脳神経の過剰反応です。
あることが引き金になり、脳神経が過剰に反応して、血管が拡張。
血管が周りの神経を刺激することで、痛みが怒ると考えられています。
そしてその脳に過剰反応を起こさせる引き金は様々。
- 女性の場合はホルモンのバランス
- 天気
- テレビや人の話し声などの音
- 蛍光灯や太陽などの光
- 香水やタバコなどの匂い
匂いがきっかけになる人もいるんです。
こんなふうに、日常的に身近なもの自体が引き金となっています。
他の人にとっては何でもないものが、片頭痛の人にとってつらいということです。
片方の頭痛で「片頭痛」と書いたり、偏った頭痛で「偏頭痛」と書く場合もあります。
ですが、頭の両方が痛い人も多いです。
特徴は、ズキズキ脈打つように痛みます。
そこから吐き気がしたり、動けなくなって寝込んでしまう。
そうなると、日常生活に支障が出ます。
また、片頭痛と緊張型頭痛の両方を持っている人もいます。
緊張型頭痛の症状や解消法
具体的に頭痛のタイプは、大きく分けると片頭痛と緊張型頭痛の二つがあります。
緊張型頭痛の症状は、何かかぶとを被せられたようなつらい痛みが続きます。
重だるさと言いましょうか。
時間は30分でおさまったり、長い人だと1週間ずっと痛かったり。
かなり辛いんですけど、片頭痛と違って、日常生活が送れないほどではありません。
つまり、寝込むほどではない痛さ。
緊張型頭痛の主な原因は、仕事などの精神的なストレス、そして肉体的なストレスです。
ずっと同じ姿勢をしているとか、寒いところにずっといるとか。
肩と首の血流が悪くなったせいで、神経が刺激され痛みが起こります。
緊張型頭痛の解消法は温めること。
筋肉が凝り固まって血流が悪くなっているので、それを解消してやればいいんです。
運動とストレッチと入浴で血流を改善しましょう。
つまり、片頭痛と逆(笑)
で、ややこしいのが、先ほどにもあったように、片頭痛と緊張型頭痛の両方持っている人がいます。
なので緊張型頭痛と片頭痛の合併型の頭痛は一筋縄ではいきません。
解消法は、温めることからスタート。
温めてみて、調子が悪くなれば、冷やしてみる。
「温める」と「冷やす」の両方を試して、心地が良い方を選びましょう。
頭痛のきっかけがはっきりしている場合はそれを避けることも大切。
例えば、光がきっかけになる人の場合は、外に出る時はサングラスを着用するとか。
また、片頭痛の人は発作中にものすごく音に敏感になります。
痛くて休んでいる時に、「大丈夫?」と心配して声をかけられると、ありがたいけれど、つらいですよね。
周りの人に説明して、頭が痛くなっている時には声をかけないように伝えておきましょう。
頭痛のまとめ
一口に頭痛と言ってもたくさんの種類があります。
国際頭痛分類にはなんと300以上の頭痛が書かれています。
緊張のしすぎで頭痛が起こる人もいます。
その逆で緊張が緩んで起こることもあります。
よく耳にする片頭痛の他に、休みの日になると痛くなる休日頭痛。
目をえぐられるような痛みに襲われる群発頭痛。
初めて聞くようなものもあります。
こんなふうに頭痛にもいろいろなタイプがありまして、種類によって対処法が違います。
慢性頭痛は、日本人の4人に1人が苦しんでいると言われる国民病の一つ。
自分でネットで検索したり市販薬でやり過ごしていたりする人も多いです。
しかし、自己流の治療は、かえって悪化させることもあります。
自分がどのタイプの頭痛かを認識することが大切です。




